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こどもつかい (2016)

監督
清水崇
  • みたいムービー 150
  • みたログ 910

2.94 / 評価:784件

こどものうた

  • byu***** さん
  • 2019年8月14日 15時26分
  • 閲覧数 356
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

ホラーファンからすれば滝沢秀明主演?そしてメインビジュアルを見て??でかなり期待値は下がるでしょうね。実際あんまり怖くない。先も結構読めちゃう。
では面白くないかというと不思議な魅力があって観入ってしまいました。
始まりこそ王道Jホラーのようですが、怪奇テイストあり、これぞ清水崇な怖い子どもあり、サーカスあり、ダークヒーローものでもあり現代的なテーマもある。
後半の悪夢的展開のようにこの映画自体が怖いおもちゃ箱のよう。

私は滝沢秀明がこの役を演じることに意味があったと思います。それはこの映画のテーマとも繋がってくること。




以下ネタバレ

中田秀夫の「貞子」も似たようなテーマでしたが、出来としては雲泥の差。
それはやっぱり出てくる子どもたちがちゃんと怖いのが大きいよなと。
我が子の誕生日祝いで電気が消されてるうちに殺されるというのは中々秀逸ですね。

その根底には子供たちをまるで「人形」のように自分本位に身勝手にしか愛せない「大人たち」への強烈な怒りが込められている。

そしてその象徴である「こどもつかい」を「ジャニーズ」であり、殆ど子役のような歳からJr.のスターとして芸能界を渡ってきた滝沢秀明が演じる意味すら感じてしまうのは邪推が過ぎるかもしれないが、
あの一見荒唐無稽な役柄に彼が説得力を与え得るはその演技力はもちろん、歩んできた道程と全く無関係ではないと思う。

少しリング風味のタイムリミット付き謎解き道中の辺りがイマイチ不発のままクライマックスに突入した時は不安になったが、
デパート?に入ってからの時空も捻れた終わらない悪夢感はとても良かった。

直美が過去と対峙し今に突き刺さる場面や上郷サーカスの過去などは、
もっとエグくやってトラウマ級の恐怖描写にすることはおそらく監督ならできるはずだが、そこはあえて本気で刺しには来ず安心して楽しめるダークファンタジーの範疇にしっかり納めた感じ。

オチやまとめ方に少し消化不良が残るものの全体的には良かったし、新鮮に楽しめました。
でも子供ってああいう鼻歌歌いがちだし、今晩なにげに歌ってたらヤダなあ。。。

詳細評価

物語
配役
演出
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音楽

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