ここから本文です

LION/ライオン ~25年目のただいま~ (2016)

LION

監督
ガース・デイヴィス
  • みたいムービー 978
  • みたログ 4,413

4.11 / 評価:3,481件

素晴らしい。

  • はぬろ~ さん
  • 2019年12月5日 22時19分
  • 閲覧数 573
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

ストーリー
起 最初の数分で引き込んでくれるか
石炭や小銭を拾って暮らす兄弟。
列車の中で眠ってしまった弟サルーは1600㎞先のカルカッタへ行ってしまう。
カルカッタで家を探すサルー。
インドの風景や情景が、においまで画面伝って出てきそう。
とても引き込まれた。

承 共感 ミスリードはあるか?
人助けする人に助けられると思ったが、やばいと知って逃げ出すサルー。
2か月も一人でゴミをあさって暮らす。
警察に連れていかれて施設に入る。
施設では児童虐待を思わせるシーンも。
施設からオーストラリアの里親を紹介されオーストラリアへ。
1年後にはもう一人の里子マントッシュも加わる。
20年がたちサルーはメルボルンへ。
迷子としてさまよう生活や、孤児院の生活は、共感を超える内容だった。
ミスリードは特にはないが、実話とは思えない流れに息をのむ。

転 意外な展開はあるか?
グーグルアースで実家を探し始めるサルー。
彼女や義理の弟マントッシュとの葛藤の中、なかば狂人のようになって家を探すサルー。
計算して検討していたところとは全く違うところから見つけ出したときは感動もの。
もっと簡単に見つかるものと思っていたが、なかなか見つからない演出がされていて、見つけた時の感動は大きくなっている。
意外な展開はない。

結 伝えたいことは伝わってくるか? オチはあるか? 
インドに帰り家族と再会を果たすサルー。
残念なことに兄はなくなっていた。
それでも母と妹に出会えたのは号泣。
兄との思い出で物語は幕を下ろす。
小さな子供にも容赦のない厳しいインドの社会を描きつつ、最後には人の優しさや暖かさを時間できる映画。
本当の名前は「シェルー」で、その意味が「ライオン」というオチがついている。
ホントの母親と義理母の出会いの場面も収録されており、この物語が真実であることを裏付けている。

配役
子役のサルーとマントッシュが、大人役と雰囲気そっくりなのが本当にびっくり。
子役の魅力で物語が数十倍よくなってると思う。

演出
インドの当時の問題点がたくさん描かれていて、サルーの気持ちを深く考えると
胸が痛くなるほど。
マントッシュやサルーのような子に本当に幸せになってほしいと願いたくなる。

映像
インドの風景もオーストラリアの風景も、とてもよく表れている。
とくにインドの列車や、その窓から見える風景はとても美しく、どこか悲しい。

音楽
音楽も、物語にあった物悲しく美しい音楽で統一されている。
エンディングに流れる主題歌も悪くない。

鑑賞する前に読んだ解説だと、もっと明るい映画かと思ったが、かなり重かった。
ただ、これほど人間の人生とは美しいものなのかと思う。
人間は、これほど優しくも暖かくもなれるのに、未だに殺しあうことがあるのが信じられない。
すべての人にこの映画を見てもらって、自分の中に宿る「暖かな心」を思い出してほしい。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 未登録
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ