2017年3月25日公開

標的の島 風(かじ)かたか

1192017年3月25日公開
標的の島 風(かじ)かたか
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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

2016年6月19日、沖縄県那覇市。アメリカ軍関係者の男による暴行殺人の被害者を追悼する県民大会が開催され、稲嶺進名護市長と集結した市民は事件への怒りの声を上げるとともに、沖縄からの全基地撤去に対する思いを改めて強くする。だが、自衛隊地対艦ミサイル部隊配備に向けた基地の建設が宮古島で計画され、高江ではアメリカ軍ヘリの訓練場やゲリラ訓練場に加えて、ヘリパッドの建設が進められている。これらの計画は、沖縄だけの問題ではなく……。

シネマトゥデイ(外部リンク)

本編配信

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予告編・動画

作品レビュー(7件)

勇敢17.9%泣ける17.9%悲しい14.3%知的14.3%切ない10.7%

  • mai********

    5.0

    島の文化の勉強にもなる

    前作、前前作からの流れでもある本作品。 反対運動の先頭に立っているオッチャン(親しみを込めてこう書かせて頂きます)が悪性リンパ腫から奇跡の復活を遂げて、尚過酷な最前線に立っている。 『元気になって良かったよ、オッチャン』 そう思いながら 真剣に訴えかけるオッチャンの言葉と ユーモア交えて駄弁るオッチャンの明るさとが 作品を明るく照らしていると思いました。 同時に、独特な文化風習を見せてくれていて 『ああ、こんな文化があるんだな~』 『みんなが仲良く参加してて楽しそうだな~』 そんな事を感じながらの勉強にもなりました。 結局のところ 沖縄戦において軍に見捨てられた人々の恐怖が 実体験として残る地域だからこそ、軍事力への幻想がないんだと思います。 もちろん、その当時全軍が全て市民を見捨てていたわけではないのかもしれません。 同じように満州での関東軍の撤退と取り残された人々の壮絶な体験もあるわけですが 満州に渡った人たちが帰国後日本全国に分散してしまっているので 声が集中していない事を考えると 戦争体験を色濃く次世代に伝えられる地域として沖縄の人々は声をあげ続けるしかないんだと思いました。 本州において 高平のヘリパッドの建設予定地や 辺野古の反対運動 宮古、石垣の運動など 詳しく報道しているテレビ局があるのかなぁ~と考えると… 三上監督のこの作品が貴重な現状報告になってしまってはいけないんだと思いますが… 『エアシー・バトル構想』 全然ダメダメな構想です。 これを自衛隊が本気で取り組むのなら 先島諸島に暮らす一般市民の全員を島外退避させて無人島にしなければいけない。 それが大前提で考えなきゃいけない構想なんだと思いますが 実働しなきゃいけない人たちには考える知力が圧倒的に不足していると思わざるを得ません。 ま、元々全く意味のない構想だとは思いますが…

  • tou********

    1.0

    一方的

    ふっと思い立って映画へ。 いつもは見ないジャンルと独自の発信がある映画館へ。 視点が一方的で、視野が狭い。 これは自分たちの都合のいいところだけ、貼り合わせただけで、見る価値無し。

  • da5********

    3.0

    言わせてもらおうか

    “近頃めっきり減ってしまっている、良質なドキュメントTV番組“────のようなこの映画を、わざわざ劇場に私が観に行った理由は、反基地運動&弾圧の最前線をネット動画以上に生々しく鮮明に整理された形で己にインプットしておきたかったから。 評価は星三つにとどめたが、報道的映画として特にまずい点はない。 贅沢を言わせてもらおうか。より立体的な報道、ということで。 (1) もしも対岸の中華人民共和国の市民たちへの街頭取材シーンがふんだんに付け加えられていたならば、四つ星にした。 (2) さらには、(沖縄人を同胞として愛しているに決まっている)国内右翼民族派の人たちも映したならば、五つ星。 (1)について── 中国のいくつかの都市で片っ端から中国国民に「あなたは沖縄の島々を知っていますか? 場合によっては、その島々を標的にして中日戦争をしたいと考えますか?」とインタビューしていけばよかった。 「沖縄? ああ、海が綺麗なところですよね。大好きです。私たちには経済的な豊かさがとても大切なので、戦争なんて無駄なことはしたくないですよ。もし不幸にして戦争することになっても、罪のない沖縄を狙うわけないでしょ。東京か他県の原発を狙いますよ。いや、我々中国人だって、平和な世界を強く願ってます」 もし仮に、ほとんどの中国人がそんなふうに答えたとすれば、アメリカ政府や日本政府が沖縄に関してガーガーガーガー煽っているのは見当違いかアホか嘘つきだ、と多くの観客が気づき直すであろう。 …………逆に、中国人たちがこう答える場合もある。 「いざとなれば、沖縄にも爆弾の雨を降らせるぜ。珊瑚やラッコがどうなろうと関係ない。こっちは原爆だって持ってるんだから、日本なんかに負けるわけないだろ。先制攻撃だってしてやるぜ。ファックユー」 それならそれで、我々日本人全員の問題としてさらに真剣に防衛問題を熟考する必要ありとなろう。 どちらでもいいと私は思う。 (2)について── 真の民族派がスクリーンに登場していれば、の話。インタビュアーに彼らはこういった勇ましい言葉を差し出してくれたかもしれない。 「沖縄県民にだけ国防の負担を負わせるわけには絶対に行かぬ。ゆえに、(病人・妊産婦・障害者を除く、十八歳から七十歳までの)男女全国民を対象に徴兵制を敷くべし。沖縄県民だけは徴兵免除とすべし! 沖縄だけ徴兵免除とすべし! これで不公平は解消だ。俺ももちろん戦う。そもそも日米安保なんかに頼らず、自分の国は自分で守るべし。総理大臣をはじめとした政治家・官僚・裁判官・報道関係者らももちろん有事には兵卒として戦う義務を有すべし。有事を厭うなら,その有事が来ぬよう、全国民が全世界との友好を常に希求し、目に見える確かな行動を取り続けるべし。笑顔や文化力や芸能やもてなしや助け合い・友愛の心で。そこのところは沖縄県民に学ぶべし! 沖縄に学ぶべし!」 一例だが、こういうのがあれば映画の彩りになる。 べつに、私の持論ではないよ。あくまでも、一東京人としての「標的の島」の軽い感想。

  • kou********

    4.0

    沖縄問題を単純化しないために。

    基地問題を1国民として、当事者として考えなくてはいけないと改めて強く感じる渾身のドキュメンタリーです。 ただ、経済も停滞し、このままでは発展的な未来を描けない実態があることも事実であり、沖縄の地域でも意見が別れていることも事実。安全保障や平和という視点だけではないところが難しいところ。 その点では、反対派の意見に偏りが強すぎるのではないかと思いました。 沖縄の基地問題を国民的な議論にすることが大事だと思うがゆえに少しその点が気になりました。 それにしても、民主主義の日本であそこまで強引な政府のやり方はいただけない。

  • sab********

    5.0

    百聞は一見にしかず。

    沖縄の問題といえば米軍基地に反対する住民が座り込みしたり…? 程度しか本土の人には知らされていないと思います。自分も沖縄に行ったことはなく、人から伝え聞くだけでした。 この映画では、沖縄の人たちがどんな暮らしをしていて、どんなふうに基地と向き合っているかがリアルに、詳細に描かれています。日本に米軍基地が置かれる理由、日本はアメリカにとってどういう存在なのか。「何かあった時に日本を守ってくれるためだ」と思ってこの映画を観ると、残酷な現実にゾッとさせられます。 体を張った、しかし非暴力を貫く抗議住民の姿は涙なくしては観られません。ここ日本だよね?民主主義の国だよね?と叫びたくなります。 また、この映画で紹介される唄や踊り、祭りなどの沖縄文化も新鮮です。ゆったりと時間の流れる沖縄の人の暮らしに、基地が暗い影を落としている…。たった2時間で沖縄で起きていることを知ることができる、この映画をより多くの人たちに観てもらいたいです。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
標的の島 風(かじ)かたか

上映時間

製作国
日本

製作年度

公開日