ここから本文です

上映中

メアリと魔女の花 (2017)

MARY AND THE WITCH'S FLOWER

監督
米林宏昌
  • みたいムービー 688
  • みたログ 2,515

3.08 / 評価:2,035件

◇オトナのレビューはアテにならない◇

正直に書けば、
はなから期待していない映画でした。

ジブリのアニメ部門が閉鎖され、
路頭に迷ったジブリのアニメのスタッフが、
新たな制作会社を立ち上げて、
初めてのアニメ作品ですから、
今迄のジブリアニメを超えるべきとかの、
期待は全然していません(笑)。
そういう目線で今作を鑑賞。

今作を観て思った事をあれこれ
書いてみたいと思います。

今作の鑑賞ターゲットが、オトナではなく、
純粋は心をもったコドモであること。
更に言えば、
この映画のレビューのオトナ目線の低評価は
当たり前であり、鑑賞の参考にもならないこと。

そう感じたのは、
8歳の娘と鑑賞して、
私的には、☆4つかな・・・と、
少し冷めた目線で鑑賞していたのに対し、
娘の純粋な目線を観て、
鑑賞の目線にギャップを感じたこと。

過去のジブリと比較とか、
過去のジブリ映画の既視感とかは、
オトナ目線であり、今作の正しき評価ではないこと。
制作陣のコメントも、そういうコメントがありましたから。

それに、今作を観て、
過去のジブリ映画の既視感は、当然中の当然。

だって、
ジブリアニメの制作陣が手掛けた作品なのだから、当たり前。
批判している方、
この映画に、何を求め、期待しているの?と言いたい。
個人的には、過去のジブリアニメの過去のあのシーンや、アイコンを、
散りばめてり、オマージュ(感謝)を感じ、
不快感は全くありませんでした。

基本は、原作ありきの魔法を用いた、ファンタジー映画です。
ストーリー展開も、演出も、ハラハラ、ドキドキでテンポよく
楽しむ事ができました。

過去のジブリアニメを観た時のあの、ドキドキ感、ハラハラは、
こんな感じだったな・・と、思い出しながら観ていました。
オトナがこの映画を観るに辺り、
こういう感性の鑑賞スタイルで充分ではないでしょうか?

今作は、敢えて、☆4つ。
エンターテイメント作品として、
ジブリアニメの精神を継承する作品として、異論はなく、
誰でも、充分に楽しめる映画であることは間違いありません。

敢えて、☆1つ減らしたのは、
映画に関し、厚み、深さが欲しかったこと。
各キャラのディティールが乏しく、
今作の敵のキャラに関し、悪さに関し、説得力が弱いこと。
次世代の鑑賞層にターゲットを絞った弊害なのかもしれませんが、
沢山、映画を観てきた目線の性(さが)として、御容赦の程。

今作のレビューの低評価は、
半分正解であり、半分間違いだと思います。

ジブリという、映画制作の故郷、教室を失い、
最初からアニメ映画を創り上げる。

どういう想いで、この映画を創り上げたのか?
その為に、どういう風に見せたのか?
そこまで考えて、鑑賞すれば、
いい映画だと、思えてくるのです。

スタジオポノックの次回作は、
進化・変化・深化した作品であることを期待しましょう。
そして、ジブリとの世界の共存、決別の線引きの
巧さを感じる作品に期待したいと思います。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • コミカル
  • スペクタクル
  • パニック
  • ファンタジー
  • 不思議
  • 不気味
  • 切ない
  • 勇敢
  • 恐怖
  • 楽しい
  • 絶望的
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここまでです このページの先頭へ