作品レビュー(43件)
- chu********
5.0点
この作品を見てから随分経っていますが 最後のダンスシーンは今でも時々思い出す位に 印象的でとにかく美しい バレエ映画の主役はその多くが女性であり バレエと言うと繊細で華奢で…女性の印象が強かったのですが この作品では力強くて美しい男性のバレエってめちゃくちゃ素敵! と思わせてくれました バレエに全くの無知な自分でも もう一度見たくなる作品になりました
- あー
5.0点
バレエは、ある程度の知識と教養がないと退屈で仕方がないと思います。 そういう方が見るべき映画。 素晴らしいドキュメンタリーでした。
- eig********
4.0点
家族の愛を求めてたけど、うまくいかなくて。でも家族団欒だったら、今の天才ダンサーはなかった訳で。親と子の苦しみというか、お互い手にした物、失った物に対する視点が切ない。 そして、よくバレエは分からないけど、そんな素人が圧倒される。画面で見てもそうだから、実際舞台でみたらすごいんだろうな。
- yan********
4.0点
ネタバレ市川海老蔵
このレビューにはネタバレが含まれています。 - jac********
4.0点
稀代の天才であろうセルゲイ・ポルーニンの、英国ロイヤルバレエ団電撃退団という衝撃的な事件を起点とし、本人のインタビューを交えて半生に迫ったドキュメンタリー。 ダンスシーンが多く、それだけでも存分に価値がある。英国ロイヤルバレエ団のプリンシパル時代はもちろん、幼少期〜ロイヤルバレエ学生時代の貴重な映像もあり、あれだけ粒ぞろいの中で一際美しく踊る姿には驚愕した。現在の彼のバレエのスタイルの片鱗が見え、努力だけではどうにもならない素質の必然性を痛感せざるを得なかったが、人一倍の努力をしなければ取って代わられる厳しい環境であることには間違いなく、体を酷使しながら並々ならぬ練習を重ねバレエに費やしてた彼の人生には尊敬の念に堪えなかった。 プロのバレエダンサーになるにはとんでもなくお金がかかる。 ポルーニンのようなウクライナの一般家庭の収入では経済的負担はかなり大きい。家族は彼の才能に全てをかけ稼ぎに出るが力尽きてしまい、ポルーニンは踊る目的を失い始める。その上、自身がプロになっても見合った収入が得られるわけでもなく、バレエ団との契約などで自由がない生活の窮屈さもあり、苦悩の末突然の退団に至る。過去にもシルヴィ・ギエムがこうした問題でパリ・オペラ座バレエ団を退団した件があったが、この映画ではフリーランスが成立しないバレエ界への疑問の声を上げている。 もちろんバレエ団の経営側もダンサーの給与は上げたいだろうが、興行収入あっての世界、チケット代を上げるのも難しい。おそらく今後も、バレエ界のみならず古典芸術の世界はこの問題に直面し続けるのだろうと思った。 そんな問題も孕みつつ映画の話に戻る。 退団後はアメリカに拠点を移そうと目論むも、問題児扱いがネックになり断念。そこはやはりアメリカの契約社会の壁か。 一転してロシアで一から出直し。素人同然の扱いであったがやはり頭角を表す。イーゴリ・ぜレンスキーのバックアップのもと、活躍の場を広げ、自分自身を取り戻しながら求める作品を踊っていく。 ポルーニンは現在も様々なダンス作品や映画にも関わりながら、ダンサーの支援財団を立ち上げた。ダンサーたちの未来のためにこの映画が活動を後押ししてくれれば本望だと思う。 個人的な欲を言えば、クラシックバレエの主役を踊るポルーニンが日本で見られれば最高なんだけど。
- yas********
5.0点
ネタバレ天才の苦しみが伝わる作品
このレビューにはネタバレが含まれています。 - himico
5.0点
才能を見出し、応援する家族。 子供心にどのような影響をもたらすのか。 あとあと気付くのだろうな。 環境と愛情と自分がいかに稀であることと。 幸せな道をと願うだけ。
- dk5********
4.0点
危うい魅力が漂うポルーニンの素顔、天賦の才が垣間見える子ども時代、ソリスト級のテクニックで3級上の生徒たちを圧倒するバレエ学校の少年時代、そして、ダイナミックでありながらも優雅でしなやかな魅惑的なダンス。ヌレエフの再来といわれる所以がわかりました。 映像に重ねられた本人、家族、友人の語りが効果的で、記録映像と現在の彼の姿が見事に交差して引き込まれます。監督の手腕が光るドキュメンタリーの秀作だと思いました。 ロイヤルバレエ団の退団騒動は憶えていますが、その後ロシアで活動していたことは知りませんでした。日本や他の国なら、英国ロイヤルバレエのプリンシパルの肩書きはそのまま大スターとして通用するのに、ロシアでは素人のオーディション番組からスタートとは。さすが芸術大国は違うと思いました。ちなみに一般的に言われる世界の五大バレエ団は、パリオペラ座、ボリショイ、マリンスキィ(旧キーロフ)、英国ロイヤルとアメリカン・バレエシアターで、5つのうち2つがロシアです。 天才とされる人は、人一倍感受性が強く感性が鋭いようなので心が折れやすいのかもしれません。子どもの頃からバレエしか知らなかった彼は、家族が崩壊して目標を見失った時、どこに助けを求めていいのか分からなかったのだと思います。また、物事を極めようとすると更に奥が見えて底なし沼のようだと言います。天才にしか見えない沼の恐怖。目標を見失い、沼にはまってしまった彼は、薬物に救いを求めてあがいていたのではないかと思いました。 子どものために自分の人生を犠牲にした親。おそらくそれを度々口にしていた母親は彼の重荷だったのでしょう。でも、いつか彼が子どもの親になる時が来たら、彼は母親の愛の深さを知ることができると思います。 ネットで公開されたダンス映像「Take Me To Church」 のメイキングを見て、カメラマンでもある監督のセンスと力量、ポルーニンのダンスを最大限に活かすコレオグラフィがあってこその名作だと思いました。自身の心情をそのまま語っているようなポルーニンの選曲もさすがです。 演出、振付、舞台製作のチームや周りの人々のサポートがあって初めてダンサーは輝く場を持てること、逆に言えば、ダンサーは独りぼっちではないことをポルーニンが心から感じ取れる日が来ればいいと思います。目標を見つけて薬物から脱却できる日が来ることも。そして、世界で唯一無二の彼のダンスをいつまでも私たちに見せてくれることを願ってやみません。
- mu_********
4.0点
世界中で、自分を活かし、求められることに応えて生きるべきで、それこそが最高の人生と思われている。だけれども、それを受け入れることが出来ない人間にとっては、最低の人生になる。最低の人生とは、自分のための自分の人生を送れないことだと思う。彼はシンプルに人生を送っている、見るものにとって、とても分かりやすく。
- fcc********
1.0点
ヤフーの評価が高い映画を観てきたけど、評価が高くとも決して良い映画では無い事は、理解出来ていたけど、コレも大ハズレだった。 幼少期の話は、あらすじ読めばOK! 盛り上がりも展開もなく、ガキの頃の映像を見せられているうち、まぶたが下がってきてよく寝れた! DVD買って眠れない夜に観ると良いかも! 肝心のダンスは、演技力や表現力はスゴイと思ったが、プロのレベルからしてずば抜けて上手いのかはわからない。 何故なら、俺はバレエがわからないから! フィギュアスケートのスピード感あるスピンは、すげえと思う。 それをマイケル・ジャクソンは、氷上ではなくステージ上でやってしまう。 バレエのゆっくりのターンも、難しいのは理解出来るが、俺は心は動かされない。 俺からしたら、ストリートダンスは、ボクシングだが、バレエは太極拳。 俺はボクシングの方が好き! この映画はバレエが好きな人、もしくはバレエが好きになる要素がある人は良いと思うが、ノンケの俺には退屈な映画だった。 コレからは、評価に惑わされない様にしようと心に誓えた映画だった。
- dod********
5.0点
生まれてこの方バレエには何の興味も持たず、むしろ胡散臭い目で眺めてた私だが、予告編を見てしまったら劇場に足を運ぶしかなかった。断片的なショットではあったが、ポルーニンの姿は圧巻だった。 天才の成功と挫折、再生の軌跡は壮絶ではあるが、それ自体に新鮮味はない。 仮にこれが創作されたストーリーだったなら、「そんな絵に描いたようなストーリーじゃ…」と批判されるような、いわばステレオタイプな展開なのだ。 しかし、ポルーニンの存在感は、そんな”いちゃもん“を駆逐する。 ダンスシーンを軸に、彼が発するオーラが観客を凌駕し続ける。 極端に言えば、彼を撮ると決めた時点で、本作の成功は確約済み。 これだけの本物をスクリーンで観ることができれば、満足しないわけがない。
- sad********
4.0点
このレビューにはネタバレが含まれています。 - yun********
5.0点
のっけから、ブラックサバスの『Iron Man』。 バレエダンサーというのは、他ジャンルのダンサーと格が違いますな。 セルゲイさんには、ハードロック・へビィーメタルでも踊って頂きたい。 絶対イケる。 どなたかセルゲイさんのエージェントに話をつけて。 観てよかった!
- non********
4.0点
ネタバレ才能がありすぎる悲劇
このレビューにはネタバレが含まれています。 - nos********
5.0点
ネタバレあっという間の時間でした!
このレビューにはネタバレが含まれています。 - ma1********
4.0点
このダンサーさんを知らなかったのだけど、まず、ビジュアルがすんばらしい!! なんて素敵な目をしてらっしゃる!まるで王子さまのよう。 あと、子供の時出会ったバレエ仲間とずっと仲良く連絡とってるところ、そこが人として素敵だと思った。 なかなかライバル心とか嫉妬心とかで本当の友達とかできない世界なのかと思ったけど、、救いです。お互いへの尊敬と信頼がとても伝わってきた。ほんとに努力してる人たちは、つまらない妬み僻みはないのかもな~ お父さんがなんか切なかったです。
- kuma kuma35
5.0点
あまりにもずば抜けた才能が 彼自身の繊細さを翻弄していく。 こんなにも自分をさらけ出していいのかとも。 何かを得るために差し出した犠牲は大きかったが 試練を乗り越えた先に 見えてきた光があった。 ラストのダンスはまさに圧巻。 素晴らしい映画です。
- runba009
3.0点
セルゲイ・ポルーニンの美しい舞踊、肉体の躍動を堪能できたが、どちらかというとバレエ学校で格の違いを見せつけられてしまった上級生とか、せっかく出稼ぎまでしたのに離婚されちゃったお父さんの方が興味があるな。
- こっこ
5.0点
このレビューにはネタバレが含まれています。 - aka********
2.0点
ネタバレマッチポンプ
このレビューにはネタバレが含まれています。