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ジョン・ディーの魔導書 -エバーモアの戦い- (2013)

KNIGHTS OF BADASSDOM

監督
ジョー・リンチ
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3.81 / 評価:21件

サッキュバスならもう少し色っぽい攻撃を…

  • bakeneko さん
  • 2017年1月23日 17時24分
  • 役立ち度 4
    • 総合評価
    • ★★★★★

実際の人間がロールプレイングゲームの登場キャラクターになりきって、共通の世界観の下で仲間たちと想像力を働かせて、現実のフィールドで生身のファンタジー冒険を行う―“Live action role-playing game”(LAPP)の大会に参加した主人公達ボンクラ3人組が、「死霊のはらわた」の様に黒魔術の呪文を読み上げてしまい、出現した本物の魔物と闘うことになるという、パロディスラッシャーホラー喜劇の怪作であります。

日本でも愛好者がたくさん居るLAPPとは、シチュエーション上の想像世界を共有することで、生身の人間が自分のキャラクターを反映した登場人物になりきって自分の想像力で創った世界を同じ世界観に参加してくれる仲間たちと冒険する―いわば大人の“ごっこ遊び”で、子供の頃の“ままごとやヒーローごっこ”がより発展&洗練されたものであります。
で、悪乗り大国のアメリカ人は凝った衣装&武器を携えて、プレイング会場に集まり、「ロード・オブ・ザ・リング」や「ダンジョン&ドラゴンズ」の世界に浸るのであります(でも傍から見ると阿佐ヶ谷のヒーロー仮装大会やコミケのコスプレ会場の様な“イタいボンクラの集団”にしか見えないことも事実であります)。
本作は、この“なりきりイタい連中とその大会”の想像上の仰々しい設定と現実の風景をコミカルに描きながら(“○○の原野=実は駐車場…”などと出てくる字幕に大爆笑!)、その中に出現した本物の魔物による殺戮をスプラッター描写で見せて、“イタいオタク連中の風刺コメディ”+“本格的なスラッシャーホラー”の水と油の混濁で唖然とさせてくれます。
ミイラ男の映画の撮影に本物のミイラ男が紛れ込む―「世にも不思議なアメージング・ストーリー第2話」を始めとして、偽者の集まりに本物が出現するお話は沢山あって、
“なかなか良く出来ているじゃないか!”と不用意にペタペタ触ったキャラが首を吹き飛ばされる―というシチュエーションからパニックになるパターンを踏襲しています。
そして、音楽の力で敵を倒すシチエーションも「アタック・オブ・ザ・キラートマト」、「マーズ・アタック」などの王道パターンで、主人公が歌うメタル系の歌はなかなか聞かせますよ!

「ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛」や「ピクセル」に出ていたピーター・ディンクレイジの生身&CGの怪演も愉しいパロディスラッシャーホラーの怪作で、サバイバルゲーマーとLAPPは(使うフィールドがバッティングするので)犬猿の仲であることは本当ですよ!

ねたばれ?
いい歳してLAPPに嵌っているボンクラ息子にイベントで使う武器(メイス)を創ってやるなんていい母親だなあ~

詳細評価

物語
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