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武曲 MUKOKU (2017)

監督
熊切和嘉
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  • みたログ 588

3.54 / 評価:491件

上達が早過ぎねぇ?

  • fg9***** さん
  • 2018年5月15日 13時26分
  • 閲覧数 464
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

 …あらすじは、横着をして、解説の次のとおりだけでいいいだろう。
 『剣道5段の矢田部研吾(綾野剛)は、ある出来事により酒に溺れ、警備員をしながら何とか暮らしていた。
 彼の母親はすでに他界し、以前は“殺人剣の使い手”として名をはせた父親(小林薫)も入院中で植物状態だった。
 ある日、研吾はラップに夢中の高校生・羽田融(村上虹郎)と出会い、彼の中に父と同様の剣士としての素質を見いだす。』
 というよりは、研吾のもう一人の師匠の光邑師範(柄本明)が彼を立ち直らせようと融を研吾のもとに向かわせるのだった。
 融は剣道初心者だったが、光邑師範は本人も気付いていない剣の才能を秘めているのを見抜いていたのだった。
 何の予備知識もなく観始めたので、タイトルからして時代劇かと思ったら、厳格な親父から剣道を通じて鍛えられ……というか……押し付けられて、勢い余って親父の頭を叩き割り?植物状態にしてしまった研吾の後悔と葛藤と懺悔を描く……というか……そのことがトラウマとなって、ジャンキーの如く酒に溺れて自堕落で捨て鉢な研吾の荒んだ生活が描かれる。
 こうしたザラツイタ役を演じさせれば綾野剛の右に出る者はいないが、あまりにもウザいので、ちょっとサメてしまったがな~。
 彼が飲み屋の女将の風吹ジュンに絡む場面は不愉快だったし、剣道一筋の厳格な親父が風吹ジュンと浮気していたというのも解せなかったな~。
 羽田融役の村上虹郎は、綾野剛と好対照で瑞々しくて爽やかだったが、タッパがちょっと足りないので、剣道の迫力としては今一だったかな。
 でも、嵐の中での2人のタイマン対決はなかなか凄まじい迫力があり、それなりに魅せられたが、黒い雨を降らせる演出はあざとかったかな。
 それと、融が剣道の才能を裡に秘めていたとしても、上達が早過ぎねぇ?
 で、ラストの親父からの手紙で、丸で憑き物が落ちたかのようにイイ子に変わる研吾もなんだかな~だった。
 そんな手紙があるなら、もっと早くに見せてあげていたら……なんて思ったが……でも、そうしたら前半部分は全く不要になってしまうもんな~。
 ところで、前田敦子は必要だったかいな~。
 そう言えば、ホームレスをあがた森魚が演じていたっけな。
 「赤色エレジー(1971)」以来の大ファンだったが、ここのところトンとご無沙汰で、こんな端役を貰い受けているのはなんだか哀れになったのでウィキで調べてみると、「浦島65BC(2015)」「浦島65XX(2015)」「近代ロック(2016)」と立て続けにアルバムを出しているのでホッとした。
 機会があったら聞いてみることにしよう。
 こんなことぐらいしか書くことはないので、一見の価値はありの3.2点といったところかな。

 (メモ 総レビュー数:2968件、2018年度153作品目)

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