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武曲 MUKOKU (2017)

監督
熊切和嘉
  • みたいムービー 177
  • みたログ 573

3.56 / 評価:482件

小説の精神性を映像化する難しさ

  • han***** さん
  • 2018年8月30日 16時56分
  • 閲覧数 500
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

映画を鑑賞するにあたって、あまり原作に固執するのもどうかと思うが、こと武曲に関しては小説が素晴らしいだけに映画化による希薄化が残念でならない。
 原作では丁寧に言語化されている研吾、融それぞれの心情を映画では映像による外見の動きから推し量らなくちゃならない。結果、あまりにも唐突な行動の連続に見えてしまう。融の臨死体験も無鉄砲な行動の動機付けとして無理にとっつけた感じ。彼の剣士としての天性の特性をきちんと描いてほしかったよ。
 さらに違和感をぬぐえないのは女性の扱い方。研吾がアル中症状の中で見る幻影くらいの扱いが正解と思うのだれけれど。あっちゃんに出てもらうからには見せ場を作らないといけないのかしらね。吹雪ジュンさんに襲いかかるのもどうなんだろうか。
 綾野剛さんの役への作り込み、研吾への同化は素晴らしかった。近年、彼の熱量と完成度が突出して高すぎて、作品全体とのバランスがとれていない例が多い気がする。孤高の存在だわ。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • セクシー
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