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ライク・ア・キラー 妻を殺したかった男 (2016)

A KIND OF MURDER

監督
アンディ・ゴダード
  • みたいムービー 13
  • みたログ 86

2.86 / 評価:56件

健やかなる時は”いつだ?!

  • fg9***** さん
  • 2017年11月10日 13時53分
  • 閲覧数 718
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

 …『太陽がいっぱい』の原作者のパトリシア・ハイスミスの小説「妻を殺したかった男」を映画化したサスペンスらしいので観てみる。
 …あらすじは解説のとおりと書こうと思ったら空欄で、レビュー数も未だ11件のみだ。
 あんまり人目に付かない作品なのだろう。
 1960年代のニューヨークが舞台。
 建築家ウォルター(パトリック・ウィルソン)は犯罪小説作家が副業だが、結婚から1年たった妻クレア(ジェシカ・ビール)との関係は、彼女の心の病もあって冷え切っていた。
 そんなある日、ウォルターはパーティーで歌手のエリー(ヘイリー・ベネット)と出会い、彼女が彼の本を読んでいたことから好意を抱くのだった。
 一方、書店店主キンメルの妻は何者かに殺されたが、夫が犯人と信じて疑わないコービー刑事は、徹底的にキンメルをマークするのだった。
 このキンメルを『おみおくりの作法』のエディ・マーサンが演じていたので嬉しくなる。
 で、ウォルターは、その事件の完全犯罪性に興味を抱いて、彼に近付くのだった。
 ウォルターとクレアの夫婦喧嘩は可笑しかったな。
 情緒不安定なクレアにやり切れなくなったウォルターは、遂に離婚話を持ち掛けるのだった。
 クレア:「結婚する時に“病める時も”と誓った筈よ!」
 ウォルター:「“健やかなる時は”いつだ?!」
 この切り返しは笑えたな~。
 でも、クレアの怒りは収まらずに次のように喚きまくるのだった。
 「離婚するなら死んでやる。
 そうすれば、あなたの所為で死んだと思われるわ。
 あなたは一生罪を背負って生きていくのよ!」
 ウォルターでなくとも、消えてくれ……死んでくれ……と祈りたくなってしまったワイ。
 すると、母の病気の見舞いに出掛けたクレアが他殺とも自殺とも取れる死体で発見されるのだった。
 その場所がキンメルの妻が殺されていた場所と同じだったので、キンメルをマークしていたコービー刑事は、ウォルターも妻を殺害したのだと疑い始めるのだった。
 で、コービー刑事から追及されたウォルターは、益体も無いその場逃れの嘘ばかり付くので、却って墓穴を掘りコービー刑事に付け込まれるのだった。
 この辺りのウォルターのおバカさんぶりは顰蹙ものだったな。
 こんなに長く書くような作品でもないので先を急ぐと、ラストでは、ウォルター:キンメル:コービー刑事のトライアングル・アクションがおっ始まるのだが、画面が暗すぎて、誰が誰と何をしているのか皆目判からんかったな。
 判かったのは、3人ともオッチンだ……ということだけだ。
 「妻を殺したかった男(殺したいと思っていただけの男)」と「実際に妻を殺した男」、そんな二人を見境もなく付け狙っていたイケ好かない刑事……いずれの者にも死は平等に訪れた……そんな人生の皮肉をラストのウォルターの微笑に垣間見えたのだが……。
 そんな分析なんて、どうでもよろしい……と開き直りたくなるような凡庸な作品で、2.3点。
 脚本の出来次第で、滅茶苦茶面白くなりそうな要素もあったので、きっと原作は読み応えのあるものなのだろう……読んでみる気までは起こらないが……。

詳細評価

物語
配役
演出
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音楽

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