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T2 トレインスポッティング (2017)

T2 TRAINSPOTTING

監督
ダニー・ボイル
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  • みたログ 1,608

3.71 / 評価:1204件

彼女が決めたタイトルはTS,壮大なオチ

☆775
原題  T2 TRAINSPOTTING  
2016イギリス
TRISTAR  FILM4

<鉄ヲタ>或いは撮り鉄みたいな奴等だろう

それぞれに感想が違いそれが正解だと思う
解釈が様々にあり例えば<犯罪><騙すものは騙される><矯正>
<サブカル><20年後/時間の経過/><同一/継続性>
<EU><独立自立><友情><タイムループ><コメディー>
<プチバイオレンス>等々が描かれ
それらを単一或いは複合的に自由に解釈できるのがヒットの理由だろう

音楽にハズレなし

カメラワーク(トラムの屋根にカメラを固定し街並み+移動、
バイオレンスや犯罪的シーンだと防犯カメラの低画質画像を
あえて使用、バーでは2人だけで会話してるように見え
サイモンが席を立つと実は3人で奥の座席のベロニカが映るのは
影の主役が彼女だと示唆する表現とも解釈できるし単に遊び的な
カメララークだとも解釈可能でそういった部分が優れてる)

映像もEVの数値で比喩したり自殺未遂でギリギリのところで
救命するのを(窒息死)飛降りを地面直前で受止めるように
比喩にしたり映像の比喩化も面白い。

映像美:ドラッグのシーンは自分もトリップしたように視覚が
    幻想的、具体的に忘れたがあえて超高性能カメラで精彩に
    撮影せず退廃的に暗い映像が多い


オープニングはマークがアムスのルームランナー上で
転倒し意識を失いフラッシュバックし子供時代の悪ガキ仲間達と
サッカーをしてるシーンでキャスト紹介。

ムショのべグビー保釈申請が却下され弁護士に激怒する
この時机の下にボタンを映し非常ボタンを使うと思わせておいて
暴れまわって使わずとも非常事態と分かるのが爆笑。
(普通はボタンを映したら押すが、そうしないのが一種のコメディー)

スパッド
ドラッグを止めたい患者達の集まりで
「俺にサマータイムは不要だがサマータイムは(俺に)関係があった」と
表現が上手い事を示してる(失敗する自殺の遺書も
文才がある事を示唆してる、あのシーンで彼の文才に
気付かないのはネトウヨ同然で共感性や芸術性がない)妻はゲイル 
クビになったので息子との面会も断られる
ヘロインは親友 唯一の友達 裏切らない

サイモンはホテルで「美人局」風に”特別な趣味”を持った
男性を盗撮で脅迫するがバレテしまいでブルガリア美人ベロニカが激怒

エディンブラに戻ってきたマーク、空港でアクセントが異なる美人が
マップかパンフを配っていて「出身は」?と質問し
「スロベニア」何気ないシーンだが移民の存在を敢えて出したり
若し意図があるとすれば実はこの映画は様々な事を取り上げる、
物語にせずシーンをオーバーラップさせパート1の有名なシーンを
T2でも同じようなシーンを入れシンクロさせてるのか?
(前回の映像をそのまま流す時と20年前の映像を流さないので
同じカット・シーンだと気付かない映像の2つある)
これが結局<変われない変わらない奴は変わらない>し
<変われる奴は変われる>


継続という意味でもこの映画はその表現シーンがあったり、
連鎖の部分でも親があの程度なんだから息子も
(何故か子供は全員男だった)その負け犬人生を送りかねない状況だった
あの4人の大人達も連鎖からは逃れる事はできないが
彼らの親が全て悪人ではない。



サウナ(売春宿)を改装した自分の店で開業させようと地域再生の
資金融資を10万ポンドしてもらう、しかし普通のB&Bでないのは
その手の商売人ギャングスターのドイルにはバレバレで後ろに
穴掘りシャベルを用意したバンに乗せられ森の中まで連れて行かれる
「お前達を調べたらどうしようもないクズだった」(NUを英国から批判?)
命が惜しさに「その通りです」と反抗せずにチキンになるのが笑える。
そして生まれたままの姿になれと服を全部取り上げられ牧場のビニールなどで
下半身を隠し逃げ帰ってくる。 



べグビーの息子は泥棒を一度させられるが向いてないと断る
一瞬落ち込むが大学進学を喜ぶ 抜け出せと 追い抜け 
連鎖を断ち切るのもこの映画の流れだ
(ただし子供だけ)つまりクズは永遠にクズで変われない


CHOOSE LIFE もこの映画のバックにある
1980年代のイギリスの薬物撲滅キャンペーン
15年ヤクを止めても結局 仲間と”トリップ”してる
イギリスの荒廃も訴えてないが実際には見えてしまう

べグビーが殺しに来るが逃げる、逆に拘束して刑務所前に
置き去りにする


1ポンド¥150の10万ポンドを
ベロニカが貨幣価値が2倍以上の
ブルガリアに持ち逃げスパッドは断る

スパッドが目撃者と当事者でもあるのだが
<彼が回想した記述>がTSになってる流れで
彼の妻が「タイトルは決まった」でEND
そのタイトルは「TS」で、スパッドがこのTSの原作者というのがオチ。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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