ここから本文です

ストロングマン (2015)

CHEVALIER

監督
アティナ・ラヒル・ツァンガリ
  • みたいムービー 35
  • みたログ 41

3.61 / 評価:36件

おしりを出した子○等賞♪

  • bakeneko さん
  • 2017年4月4日 11時52分
  • 閲覧数 919
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

珍しいギリシャ製のへんてこ映画であります。
島巡りのバカンス先で、フィッシング&蛸を苛めるのにも飽きてきた中年の6人のクルーザー仲間達がアテネへの帰途までの数日間に全てのことを採点基準として“一番の男”を決めるゲームを始める。食器磨き、寝相、コレステロール値、水切り、料理、特技披露…とお互いを採点し合う内に、プライドと拘りから次第にお互いの本音と敵愾心が露出されてゆき…というお話ですが、ブニュエル映画の様な寓意劇や英国映画の様なホモセクシャル暗喩、といった深読みが必要な作品ではなくて、只々むきになってゆく男達の大人気なさを呆れながら笑う作品となっています。

監督はなんと女性!ってことで、“幾つになっても男って何馬鹿なことに必死になっているのよ…”という冷めた視線が、“未だにスポーツや趣味に熱くなり過ぎることを思い浮かべて劇中の男達に共感している”男性観客にはイタい映画となっています。

最初の登場時は何の説明もされなかった男達の関係や性格がゲームを通じて次第に判ってくる脚本は良く練られていますし、中盤から一緒に熱くなって勝負に間接的に参加&応援している客の成績に一喜一憂する使用人達もいい味を出しています。

ただ序盤は(同じ様な髭面、痩躯なので)2,3人の登場人物が区別し難く、名前が覚え辛いことや、“ゲームの採点基準が良くわからない&現在誰が何点リードしているかが提示されない”という欠点も大きいので、勝敗の行方よりもどんどん大人気なくなってゆく男達に男性の本質を見出しましょう!

ねたばれ?
延々とくだらないゲームを熱く続けるギリシャ人を観て、膨大な国家借金を肩代わりしているEU(特にフランスとドイツ)の観客は素直に笑えるのかなあ?

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 笑える
  • 楽しい
  • 不思議
  • パニック
  • 不気味
  • 勇敢
  • 知的
  • かわいい
  • コミカル
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ