あらすじ・解説
鳴海(長澤まさみ)の夫・真治(松田龍平)が、数日間行方をくらまし、別人のようになって帰ってくる。これまでの態度が一変した夫に疑念を抱く鳴海は、突然真治から「地球を侵略しに来た」と告白され戸惑う。一方、町ではある一家の惨殺事件が起こったのを機に、さまざまな現象が発生し、不穏な空気が漂い始める。
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作品レビュー(361件)
- たーちゃん
2.0点
ネタバレ人類なめるなよ
このレビューにはネタバレが含まれています。 - s.arata
3.0点
【沢山の違和感を感じつつも最後まで観させてしまう演出】 ・2017年公開の日本のエイリアン系SFドラマ映画。 ・劇団イキウメの舞台作品がもととして、黒沢清監督が製作した映画のようですね。 ・鳴海(長澤まさみさん)の夫(松田龍平さん)が、行方不明の状態からようやく帰ってきたら別人の性格。夫は「僕は宇宙人」「地球を侵略しに来た」「君にガイドしてほしい」といった信じられない事を鳴海に伝える。一方、桜井(長谷川博己さん)という週刊誌記者の元にも高校生くらいの男女の宇宙人が「僕たち宇宙人」「ガイドしてよ」と現れる。人間に乗り移った3名の宇宙人は、地球上で人間の概念を、人間の頭の中から集めて自分たちの星に送ると、地球の侵略が始まる。半信半疑で宇宙人のガイドをするうちにこれから地球侵略をしようとしている宇宙人と共感し始める鳴海と桜井。彼らは、宇宙人は最終的にどうするのか。 という大枠ストーリー。 [お薦めのポイント] ・「概念を奪う」という奇抜な設定 ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~ [物語] ・前知識なく鑑賞しました。パッと見た印象は「スケール大きな話をこじんまりと表現している物語」と映りました。しかし後で、もとは舞台作品と知り、なるほど、舞台でやったら面白そうな設定だ!と。ところどころ、登場人物の心の流れと言いますか、彼らの行動が違和感を感じてしまいます。ゴールありきのシナリオに向けて、キャラクターが動かされている感をどうしても感じざるを得ませんでした。例えば桜井の台詞「こいつらは散歩する侵略者なんだ!」などは観ている側が少し恥ずかしくなってしまいました。とはいえ、桜井の台詞「人類なめんなよ」や夫の行動や雰囲気など、面白く感じる面も多数あり、違和感と面白さがイーブンな評価でした。 [演出] ・この物語は演出が非常に難しいのではないでしょうか。そもそもの設定がスケールの大きな話をこじんまりと表現しているので、そのまま演出していくとどっちつかずのものにしかならない。とはいえ、原作を崩してしまうのも…という葛藤がありそうな作品に思えました。それでも決められた枠(物語)の中で、映画ならではの壮大さをエッセンスとして加えていたかと。ただ、それが若干無理を感じてしまう。例えば、冒頭のトラック横転シーン。これは宇宙人の超能力か何かと思いきや、そんな能力は彼らにはないので、単純に転んだトラック。え?そんなことあります?と笑 また、終盤戦で戦闘機が襲ってくるシーン。「早くアンテナ壊しなよ…」と笑 映像的には凄いのですが、物語的に違和感しか感じませんでした。 ・目に見えたマイナス点ばかり述べてしまいましたが、結局のところは「この無理目な物語(設定)をここまで観れる作品にした」ということは凄いなぁと思っています! [映像] ・宇宙人の侵略シーンはもっとスケール大きくしてほしかったなぁと思いました。元が舞台なので、物語がこじんまりしてしまうのは致し方ないのですが、せっかく映画化するなら、その辺を大きく変えてでも、背景に潜む宇宙人たちの強大さを映像的にも大きく表現してくれると違和感なく共感できる気がします。 [音楽] ・際立って感じたことはありません。 [演技・配役] ・夫役に松田龍平さんを利用したところが成功の秘訣だと思いました。彼の不思議な雰囲気なしではこの映画は成り立たないのではないでしょうか。最後まで観れたのは彼のキャラクターのおかげかと。また、鳴海役の長澤まさみさんも同じく。純粋で真面目で堅物な鳴海が、自身の性格にまっすぐに行動していく部分と宇宙人夫の個性的な部分が妙にマッチ。この2人の雰囲気がとても魅力的です。 [全体] ・物語そのものは違和感があっても、不思議な夫がどう行動していくのか、が気になって最後まで観れました。しかし、どうしてもスケール大きな話なのにどこかこじんまりした感じがぬぐえず、観ていて「宇宙人に侵略される」という危機感を覚えることができませんでしたそのため、せっかく桜井が街中で人々に呼びかけるシーンも、観ている側も少し冷めた目で観てしまうことに。。。宇宙人の設定も明確さがなく、どこまで何が出来るのかがわからないまま進むので、モヤモヤ状態で観ることに。。。 ・イケないイケない…またマイナス点ばかりですねいやいや、そもそもひど過ぎたら途中で観るの止めるので、最後まで観れたこと自体がありがたい作品だと思います。むしろ、自分がどこに違和感を感じるのか、などを色々と気づかせてくれる作品と考えますね。ありがとうございました。 #映画 #日本 #散歩する侵略者 #2017年 #SF #ドラマ #黒沢清監督 #前川知大 #長澤まさみ #松田龍平 #高杉真宙 #長谷川博己 #満島真之介 #東出昌大 #舞台原作 #壮大な話をこじんまりと #全体3.3 #物語3.3 #演出3.5 #演技3.5 #配役3.0 #映像3.3 #音楽3.3
- stillbe
2.0点
だらだらと進行する安っぽい雰囲気だけ、 その奥に深みを感じない上辺だけの下手な映像が続いて、 引き込まれない。
- jol********
2.0点
松田龍平、長澤まさみ、長谷川博己などを動員して、無駄な2時間を過ごさせてくれる映画。 少し「スピーシーズ」を意識していそうな導入部は結構期待させるのだが、「こんなに風呂敷を広げて大丈夫か?」と懸念していると、案の定、いろんな設定が回収できなくなってしまい、小泉今日子がラスト数分で、セリフで説明してなんとか始末をつけようとする尻すぼみなエンディング。 なぜ宇宙人が侵略をやめたのか? そこには恐ろしく凡庸なメッセージが籠められていた。 久しぶりに邦画を見たが、1.3倍、1.5倍、最後は2倍速にして、やっとしのいだ。
- hr7********
2.0点
ネタバレダラダラした「世にも奇妙な物語」
このレビューにはネタバレが含まれています。
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