エル・ファニングが良かった
- ラブラドール さん
- 2020年12月8日 0時34分
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息子を一人前の男に育てようと頑張るシングルマザーをテーマにしたドキュメンタリータッチの作品。
母親として自分に足りない部分を認め、その部分を他の同居人にも協力を請っているあたりはとても共感できました。
思春期の揺れ動く少年の心と、それに戸惑いながらも必死に受け止めようとする母親の強さには心打たれます。
日常を映しているだけのような作品で、特に大きなハプニングなども起きませんが、母親の強さや同居人たちの個性や背負う過去などとも相まって、心に響く作品です。
ジュリー役のエル・ファニング、とても綺麗でハマり役でした。
「マレフィセント」のオーロラ姫のようなかわいい役がしっくりきますが、「ガルヴェストン」や本作のような少し汚れた?役柄もいいですね!
途中と最後に「As Time Goes By」がBGMで流れますが、作品にぴったりの雰囲気でした。
As Time Goes Byは最近観た「カサブランカ」の中でも何度も流れることで有名な曲ですが、カサブランカのようなラブストーリーだけでなく、こうした作品にも合うというのは良い発見でした。
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