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ビブリア古書堂の事件手帖 (2018)

監督
三島有紀子
  • みたいムービー 406
  • みたログ 1,355

2.91 / 評価:1043件

安心のゆっくりペース。

  • Kainage_Mondo さん
  • 2018年11月9日 18時04分
  • 役立ち度 7
    • 総合評価
    • ★★★★★

それにしても 1964年 があれほど “昔々” に描かれるとは ・・・ 別の意味でショックだったが、先の東京オリンピック開催の年だから これは仕方無いのかな~。意図的に粒子をすこし粗くした映像に 文学の薫りを纏わせれば あら不思議 ! ありきたりのメロドラマが深~く感じられるではないか ?! 夏帆 ( 以下敬称略 ) が儚げなムードを漂わせてなかなか良かったし、最近 出演作が相次いでいる 東出昌大 も少~しずつ巧くなって来ている気がしたね。

原作は未読。古書についての蘊蓄&魅力がもっと前面に押し出されるのかと思っていたが そうでもなく、事件手帖と銘打っているから推理やら手に汗握る展開があるのかと期待したが これもそうでもなく、印象に残ったのはゆっくりまったりした物語の運びだった。嫌いじゃ~なかったけど、三島有紀子 監督 という人は観客を掴もうとかハッタリをかまそうとか、そういう発想をしない人なのだな~ と感心した ( これ褒め言葉 ) 。

太宰また太宰の 太宰治 押しなのに、肝腎の部分が 夏目漱石 の 『 それから 』 だったのは意外だった。太宰治 の 『 晩年 』 の署名入りのアンカット稀覯本を巡って騒動が盛り上がり、漸く 事件手帖 らしくなってくるのだが、黒幕の 大庭葉蔵 がいったい誰なのか ? 仲間がゲロするかなり以前に予想がついてしまうのが辛かった。

という訳で、作品としては好感をもって観たのだが、出来栄えとしては ★4つ は無理かな~ という感想だ。それにしても 「ごうら食堂」 の 絹子 ( 夏帆 ) の夫。登場シーン僅かだったが、なかなか懐の深い人物だった訳だ。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • ロマンチック
  • 知的
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