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ナミヤ雑貨店の奇蹟 (2017)

監督
廣木隆一
  • みたいムービー 1,114
  • みたログ 5,553

3.72 / 評価:4,596件

期待のし過ぎかなぁ。

  • はぬろ~ さん
  • 2019年12月28日 22時18分
  • 閲覧数 1563
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

ストーリー
起 開始数分で引き込んでくれるか?
若者三人がお金持ちに家に強盗に入り、逃亡先にナミヤ雑貨店を使う。
このナミヤ雑貨店は、悩み事を書いてシャッターに入れておくと悩みに答えてくれるという変わった雑貨店だった。
数十年も前に閉店したナミヤ雑貨店に投げ込まれる手紙。
それは数十年前から届いた手紙だった。
エンターテインメント映画としては、若干引きが弱く、これから二時間にも及ぶ映画をわくわくして見るには少し物足りない導入となった。

承 共感できるか? ミスリードはあるか?
物足りない理由は、過去から来た手紙の内容が、本当につまらない内容だからかもしれない。
その内容は「魚屋をつぐか、ミュージシャンになるか」という悩みだった。
若い男三人で答える割には、至極まっとうなアドバイスばかりだが、歌を聞き、将来自分たちの知り合いのミュージシャンが歌っている歌と同じだと気付く。
こうした短編がいくつか続くが、どれもアドバイスに答えた三人と彼らが育った孤児院に関係のあるものばかりだった。
物語が複雑で難解なため、共感もなければミスリードもない。
ミュージシャンが火事で死ぬことは「ご都合主義」ともとらえられるつまらないエピソードだった。

転 意外な展開、驚きはあるか?
「事務員から愛人となって水商売をするべきか」という悩みにこたえる三人。
経済を勉強してバブルに乗じて儲けるようにアドバイスする。
そのアドバイスを実行した彼女は、三人が最初に強盗に入った金持ちだった。
彼女が自分たちの孤児院をつぶすと勘違いして彼女の家に強盗に入ったのだ。
この辺りは予想可能な範囲で、残念ながらイマイチ。

結 伝えたいことは伝わるか? オチはあるか?
最終的に、自分たちが強盗に入ったことは間違いだと気付いた三人は、彼女の家に戻る。
描写はここまでだが、おそらく事情を話し自主したと思われる。
彼らは、医療関係者、飛行機の整備し、料理人とそれぞれの夢に向かって生きることとなる。
伝えたいことはなにか? いまいちよくわからない。
最後に、ナミヤ雑貨店の親父からの返事によって主人公の男の子は「絶望せず、あきらめず、自分の未来を描け」というメッセージを受け取る。
しかし、これがテーマなら今までの話は何だったのか?
オチもない。
しいて言えば、お金持ちの女社長がナミヤ雑貨店のような悩み相談を引き継いだことだろうか。

配役
配役に違和感はなかった。
とくに主人公の男の子は、勝気な性格がよく出ていてあっていたと思う。

演出
演出は非常によかった。
連載小説である原作を、非常によく演出していると思う。
連載小説は、連載であるがゆえにまとまりがなく物語が複雑になりがちだと思うが、それをよくまとめている。
なんとなく映画全体がセピア調に感じる。

映像
映像は80代の街並みが美しく、見ごたえあり。

音楽
音楽はとくに印象に残らない。
ただ、エンディングの歌はなかなかよかった。

東野圭吾ということで、期待してみるせいか、がっかりな映画。
やっぱり、女社長が誰かというのがすぐにわかってしまうのが最大のミスかも。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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