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【劇場版】 嘆きの王冠 ~ホロウ・クラウン~/ヘンリー五世

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4.0

いまさら、トム・ヒドルストンLOVE。

「あんまし好きちゃうなあ」と言いながら、何やかんや観てきたトム・ヒドルストンの出演作。ヘンリー四世Part1・Part2、ヘンリー五世を観てやっと気付きました、彼の魅力に。 特に王位についてからは、軍神マルスを引き合いに出される武人としての猛々しい闘争心、謙虚な信仰心、公正かつ紳士的な道徳心、世紀の戦いを前に思わずこぼしちゃう弱音…いくつもの側面が万華鏡のごとくあらわれて、すっかり心を奪われました。 今まで苦手だった、あの「ニカッ」という擬態語をそのままカタチにしたような笑顔でさえステキに見えたわ(汗)。 極めつけは、キャサリン王女を口説く場面。「気の利いた愛の言葉も知らない」と言いつつ、何とか想いを伝えようとする姿にキュン死寸前でした。 身にまとうものが王様の個性を表現しているのも面白いですね。 ヘンリー五世の場合、すっきりした動きやすそうな衣装は細マッチョな肉体を包むのにぴったりだし、王冠はどこかモダンな感じがするのね。 フォルスタッフやバードルフといった昔の悪い仲間への同情心に惑わされることなく、政治的に正しい判断を冷徹に下す素晴らしい王様ぶりでしたが、優れた人物は早死にするのが世の常…。 第5作も楽しみだけど、もうヒドルストンさんのヘンリー五世に会えないのは悲しい…。 作品の感想ではなく、トム・ヒドルストン讃美になってしまいました…。

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