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ヒットマン:インポッシブル (2016)

TISZTA SZIVVEL/KILLS ON WHEELS

監督
アッティラ・ティル
  • みたいムービー 4
  • みたログ 48

3.26 / 評価:35件

R2-D2&C-3PO

  • fg9******** さん
  • 2017年7月21日 14時01分
  • 閲覧数 850
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

 …『悪童日記』『ニーチェの馬』『人生に乾杯!』など割と楽しめる作品が多いハンガリー産の作品だ。
 …あらすじは解説のとおりと書こうと思ったら空欄で、レビュー数も未だ1件のみだ。
 よっぽど人目に付かない作品なのだろう。
 ルパゾフは、かつて消防士だったが、3年前の事故で下半身が不自由になって退職した。
 その後、ある事件を起こして刑務所へ入れられていたが、今は出所してギャングのラドシュから暗殺の仕事を引き受けていた。
 そんなルパゾフは、リハビリのために通う施設で障害者の青年ゾリとバルバに出会う。
 ゾリは先天性の下半身障害の車椅子の身で、バルバは歩行障害を患っていた。
 そんな彼らは、自らの障害に希望を見出せなくなっていたが、唯一の希望はコミックを描いて出版にこぎつけることだった。
 二人のコンビ名には笑ってしまう。
 「スターウォーズ」でお馴染みのR2-D2&C-3PO だ。
 そう言われてみれば、雰囲気は似ているなぁ。
 で、ルパゾフは、なんと暗殺の仕事を二人に手伝わせるようになるのだった。
 健常者からすれば、車椅子に乗る障害者が暗殺者だなんて露とも思わないので、殺害現場からも余裕をもって逃げ出せるのだった。
 また、障害者は健常者から邪魔者扱いされるか、眼を背けられることが常の存在だから、暗殺者にウッテツケなのだった。
 で、ルパゾフが暗殺の仕事を二人に手伝わせていたことがギャングのラドシュにバレてしまい、ラドシュからゾリとバルバを始末するように言われてしまうのだった。
 で、湖畔に釣りに出かけて、3人で和気藹々と愉しんでいたが、ルパゾフは心を鬼にして二人を湖に突き落とし、溺れ騒ぐ彼らに背を向けてその場を立ち去るのだった。
 でも、やっぱり、気が引けたのだろう。
 下半身不随の身体で湖に飛び込み、二人を救って、「ほんの冗談さ…」と宥めるシーンはホッとしたなぁ。
 話が長くなってきたので、以下端折る。
 で、二人を生かしたままだったことがラドシュにバレる。
 ルパゾフはラドシュの奸計にハマり、首吊りにされる。
 ルパゾフは辛くも自力で脱出し、ゾリとバルバとともにラドシュに反撃に打って出る。
 ルパゾフはラドシュにナイフで腹を刺されて息絶える。
 その間隙を狙って、ゾリがラドシュを銃で粉砕する。
 で、ゾリは大金をせしめて手術を受ける決心をする。
 父親とは長い間不仲だったが、完成したコミック「車椅子の暗殺者」を贈呈する。
 コンテストにも出品して賞こそ逃したが、某女性編集長から褒められる。
 このコミック「車椅子の暗殺者」の原画が本作の進行中に随所で挿入されるが、劇画タッチで勢いがあり良いアクセントになっていた。
 ちなみに、ゾリとバルバは実際に障害を抱えた青年たちが演じているので、アクティブな動作は清々しいものがあった。
 それにしても、邦題の『ヒットマン:インポッシブル』というのは本当にチンケだな。
 原題(英題)は『Kills on Wheels』なのだから、素直に『車椅子の暗殺者』とすればイイものを……。
 「暗殺者」が「車椅子の身」とは……全く意表を突かれたので、十分に見応えのある作品となった。

詳細評価

物語
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