作品レビュー(43件)
- 一人旅
5.0点
オリオル・パウロ監督作。 『ロスト・ボディ』(12)のスペインの鬼才:オリオル・パウロが2016年に監督兼脚本を手掛けたサスペンス映画で、愛人殺害の容疑で起訴された青年実業家と彼の弁護人を務める女性の一対一の対話を通じて事件の真相に迫っていきます。 愛人と車で移動中に対向車と事故を起こし、即死した事故相手の青年を車ごと池に沈めて証拠隠滅を図った秘密の過去を持つ青年実業家が、ホテルの密室で起きた愛人殺害の容疑で起訴されその裁判の時が刻一刻と迫る中、自身の身の潔白を証明すべく敏腕の女性弁護人と一対一で窮地打開のための戦略を練り上げていくが―という容疑者と弁護人の密室対話劇を、まだ世に知られていない交通事故と青年の死を巡る実業家の回想を交え弛まぬ緊張の中に描き出した真相究明サスペンスとなっています。 本作もオリオル・パウロお得意の二転三転する技巧派な脚本と観客を欺くトリックに唸らされる力作で、真実と嘘を複雑に交錯させながらやがて浮かび上がっていく驚愕の真相(種明かし)は、偉大な作り物である映画というエンタテイメントの醍醐味を味わせてくれます。前作『ロスト・ボディ』同様、ネタバレ厳禁な骨太サスペンスミステリなので事前情報なしでの鑑賞をお勧めいたします。 蛇足) 2018年にイタリアで制作された『インビジブル・ウィットネス 見えない目撃者』は本作のリメイクです。『ユージュアル・サスぺクツ』(95)や『真実の行方』(96)並みに“オチ”が肝心な本作をリメイクする意味があるのでしょうか…。
- hik********
4.0点
「ロスト・ボディ」の監督が、またしてもやってくれた! 次々と明らかに新事実、二転三転するストーリー、どんでん返しの結末。 本当にこの監督は面白いミステリーを生み出す俊英である。 個人的には「ロスト・ボディ」ほどの驚きは無かったが、クライマックスの大どんでん返しの鮮やかさは流石の一言に尽きる。 ラストの台詞〜エンドロールまでの流れが完璧なまでに決まっている。 「ロスト・ボディ」も韓国で「死体が消えた夜」という題名でリメイク済みですが、 実は本作も、イタリアで「インビジブル・ウィットネス」という題名でリメイクされております。
- 真実のレビューアー
5.0点
ネタバレ前情報なしで見れたのが良かった
このレビューにはネタバレが含まれています。 - yah********
5.0点
最後の鳥肌が立つ程のどんでん返し映画の傑作 サスペンス・ミステリー好きなら必見の映画です 観終えて【インビジブル・ゲスト】のタイトルが秀悦だと思える筈
- 辰っちゃん
5.0点
いやーオチで鳥肌が立ちましたwこんなに騙されるとアッパレですよ。因果応報や勧善懲悪と言った四字熟語がこの映画にぴったりです!
スタッフ・キャスト
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