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彼女がその名を知らない鳥たち (2017)

監督
白石和彌
  • みたいムービー 815
  • みたログ 3,444

3.98 / 評価:2841件

理解できないのが愛なのか

  • a5_***** さん
  • 2019年12月5日 3時04分
  • 閲覧数 4077
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

陣治がなぜそこまで十和子に執着するのか、十和子がなぜ明らかにクズな男たちに落ちていくのかは、理解できない。

理解できなくていいのだと思う。
誰かに会いたいとか、一緒にいたいとか、そう思ってしまうことに理由はない
ただ心が、体が求めてしまう、それが愛であるかどうかはわからないが、理性だけで気持ちを抑えられないことはある。


なぜかわからないけど惹かれてしまう、最低だとわかっていても側にいたい、理由や理想を超えてただその人の「存在」を愛おしいと思うこと
それがこの映画を観て感じた愛のかたちでした。


陣治が最後にしたこと
死にたいと考える十和子がなんとか生きて誰かと幸せな家庭を築けるよう後押ししたつもりか?
自分以外の誰かと結ばれたとしても、子供の顔を見るたびに陣治を思い出させるための呪縛のつもりなのか?

最後羽ばたく鳥たちを見上げる十和子の顔は、自由な空を見上げる鳥籠の中の小鳥のようだった

「たったひとりの私の恋人」
命をかけて愛してくれた人は自分の記憶の中に生き続ける
それが苦しみや痛みを伴なうとしても、決して忘れてはいけない。忘れることはできない。

それが愛なのか、やはりわたしにはわからなかった。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 悲しい
  • 絶望的
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