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彼女がその名を知らない鳥たち (2017)

監督
白石和彌
  • みたいムービー 817
  • みたログ 3,474

3.98 / 評価:2869件

決して脱がない蒼井優

  • bio******** さん
  • 2021年2月12日 8時23分
  • 閲覧数 1745
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

イケメンクズ男たちに騙されて体を提供しまくるニート女とそのニート女にひたすら愛を捧げるオッサンの話。

サスペンス要素を匂わせながら全体が進行していくので狭い世界観ながらも飽きずに観る事が出来た。

ただ残念なのは主人公のニート女に一切の長所や魅力がないところ。
もし彼女に人や動物への思いやりや、不器用だけど誠実で可愛いらしい人柄が与えられていれば、もう一人の主人公であるオッサン(陣治)が献身的に愛を捧げる理由も納得出来るし、観ている側もイケメンクズ男達への嫌悪感や怒りが持てて良かったのにと思う。

かなりのアバズレに仕上がっているニート女が結果痛い目をみようが、特に感情が動かないどころか少しスカッとさえしてしまうのは映画全体から受ける印象をだいぶ左右してしまっているし、特に狙っていないならば非常に勿体ない。

あと愛を捧げるオッサン(陣治)が極めて非現実的なファンタジーキャラであり、彼を物語の根幹部分に置くということは何か超常的なファンタジーの力に頼って物語全体を強引に成立させるのと同義であるので、リアリティのある自然な脚本ではなくなってしまい、これも残念(ラストなどはそれが顕著)。

主演の蒼井優や阿部サダヲの演技は流石ベテラン中のベテランと言える域でそつのないクオリティ。
上手いなぁと思う。

しかしこれほど脱ぐ必然性があるシーンの多い映画で決して脱がない女優を起用するのはいただけない。
あれほどのアバズレキャラが脱がないのは不自然極まりないし、蒼井優もここで脱げないなら最初から受けるべきではない。
ラブシーンの度にあぁ脱ぐのは蒼井優ならNGなんだろうなぁというしょーもない現実に引き戻さないでほしい。

上手いのは認めますが、脱がなくていい映画にだけ出てください蒼井優さん。
星マイナス1。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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