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彼女がその名を知らない鳥たち (2017)

監督
白石和彌
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3.98 / 評価:2924件

メインと脇の演出の温度差

  • qaz******** さん
  • 2021年9月26日 4時02分
  • 閲覧数 142
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

物語は割と単純で竹野内豊演じる過去の男黒崎の甘い思い出が忘れられない蒼井優演じる十和子の部屋も汚したまま憂さ晴らしにクレームに明け暮れた饐えた現在から始まり、同居人兼財布の阿部サダヲ演じるガテン系仕事で下品とも言える陣治の十和子の異常な過保護ぶりに最低男黒崎の失踪を知り展開していく。

久しぶりにみっともない役の阿部サダヲは見応えがあった。
蒼井優のねちっこい関西弁のクレーマーぶりも堂に入っており、この二人の作り込みは凄いのだが、陣治の十和子への執着の異常性を強調し始め黒崎失踪が明らかになっていく展開はベタでこいつやってないな=十和子だろうというフラグに変わってしまっている。

また松坂桃李演じる新しい間男水島がメイン二人に比べ手抜きのような演出の最低男であることが、折角の十和子目線の陣治への感じ方の変化からくる見応えを台無しにする。

家に壊れた腕時計の代わりの腕時計を届けに来た百貨店の人間が客が興奮して泣きじゃくったからってキスして客うっとりって松坂桃李でもありえないだろ。
時間が無いから木陰で咥えろとタクラマカン砂漠ネタも雛壇バラエティの過去男ネタで披露されそうな話のテンプレ最低男で雑な演出。

メインテーマが倫理を捨てた奇抜な内容で人の感情の話をするんだったら最後であろう被害者ももう少し作り込んでほしかった。
じゃなければ悪人の岡田将生くらいモブ化していたほうがマシ。

で陣治の最期が胎内回帰願望って種無し伏線からしかないネタで賢そうに見せてみましたって感じで鼻白みました。
十和子がどうしても子供産みたい背景があればまだ良かった。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 不気味
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