2017年5月13日公開

アムール、愛の法廷

L'HERMINE/COURTED

982017年5月13日公開
アムール、愛の法廷
3.5

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5%
作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(6件)


  • mu_********

    5.0

    優しさを持つには

    人を愛したり、愛を受け取ったり、また人の優しさに触れたりすることで、自分の負の心が解けて解放されていく。人は一人では優しさを持って生きていけない。他人と心を通わすことは何よりも大事!

  • aka********

    3.0

    伏線もオチもないが、多様性は感じる

    王道のフランス映画である。 男女の恋愛がテーマだが、男性は初老のおじさんで、女性は大きな娘のいる中年、激しく燃え上がる恋ではなく、ゆっくりと温まっていくもので、物語は彼らの今後をほのめかすだけで終わる。 これといった伏線もなく明確なオチもない、苦手な人には物凄く苦手な作品であろう。 主演の気難しい裁判長ミシェル・ラシーヌを演じたファブリス・ルキーニの過去の作品は『屋根裏のマリアたち』を観たことがあるぐらいだろうか。 この時も気難しい男がスペイン人女性に恋をして人間性を取り戻す役を演じていた。 本作の裁判長も過去に恋をした女性に法廷で偶然再会したことで人間味を取り戻していくので、似たような役を演じていると言える。 実際、ルキーニはインタビューで「私の演じてきた役は非常に少ない。私は自分の限界を楽しんでいる」と述べている。 他にも「カフェで女性を振り返らせるようないい男を演じることはできない」と述べていたり、「役を作り込むような要求をしないでほしい」と述べるなどフランス人らしい発言を連発していてなかなかユニークである。 エリック・ロメール作品にも出演しているらしいので、我が家に眠ったまま未視聴のロメール作品でいずれはチェックしようと思う。 判事が恋する女性役のシセ・バベット・クヌッセンは『インフェルノ』に出演していたらしいが、どんな役だったのかもわからない。 その他の法廷の陪審員や被告、判事、証人などのほとんどが素人を起用しているようだ。 監督のクリスチャン・ヴァンサンも「役者が私を驚かせてくれることを期待している」と述べているので、陪審員たちが法廷の合間に昼食を取りながら世間話をするところなども結構アドリブが多いのかもしれない。 陪審員を選ぶ際は法廷にいる人々の中から立候補して選ぶ仕組みになっているのだが、面白いのは被告の弁護士が相手の見た目で冷たく拒否するところである。 いかにも軽薄そうな外見の女性やアラブ系の男性は違う裁判になっても即座に拒まれている。 本当に裁判が判決に至るまでの過程も主演2人のやり取りも淡々と進んでいくだけの作品である。 ただし恋する相手を想ってソワソワして、相手にいいところを見せたくて人間らしくなる初老の男性を主役に据えるのは意義深い。 日本では恋愛映画と言えば高校生やせいぜい20代が主役である。 初老の男が女性にアプローチをかけるなど「ストーカー!」とか「キモイ!」などとひどく拒絶されそうである。 日本で本作のような作品が映画化されるイメージが湧かない。 多様性がつとに乏しくなっている日本映画の現状では、この手の作品が制作されること自体が羨ましい限りである。

  • teb********

    3.0

    恋は人をかわゆくする

    かわいかった。おじさんもおばさんも。 陪審員はまだなったことないけど、かなり細やかに描かれている感じ。 裁判にせよ、恋愛にせよ、真実を知るのは本人のみで、 まわりが抱くイメージは仮想のもので…ってあたりがいいたいことだったのだろうか。 年も近いせいか、くすくすとほほえましく、 共感するうちに映画は終わる。 法廷はおじさんの職場で、おじさんがおばさんに会ったのはおばさんの職場。 プライベートと仕事とわける考え方もあるが、むしろ、仕事も人生の一部で、 やっぱりその人が出るということじゃなかろうか。 「あれは仕事よ」といっても、思いは行為にあらわれるだろう。 自分が働く姿を見てほしいなんて、なんかロマンチストなおじさんだが、 うまくいくことを祈ってるよって気分だった。 ただ、うーん。友人ののろけ話を聞いたような 軽やかさとほほえましさで、 この映画、ほんとにそんなことを伝えたい映画だった? と、ちょっとななめに思案してしまう。 だとすればあまりにもたあいなく、少女漫画のようで…。 でも、人生のエンディング間際の新しい出会いは ちょっとだけ勇気をくれるような気もする。 もう恋愛なんてと、年齢的にもあきらめモードの 私にはちょっと恋してみたいような気にさせられた。

  • fg9********

    4.0

    陪審員の中にホの字の女性が……

     …あらすじは、横着をして、解説の次のとおり。  …レビュー数は、未だ2件のみだ。  よっぽど人目に付かない作品なのだろう。  『フランス北部の街サントメールで裁判所に勤務するミシェル(ファブリス・ルキーニ)は、自分にも他者にも厳しい冷淡な裁判長として周りから恐れられていた。  ある日、風邪で体調不良の彼が出廷すると陪審員の中に麻酔医のディット(シセ・バベット・クヌッセン)の顔があった。  6年前、入院中のミシェルは彼女に恋心を抱き……。』  ミシェルは被告人を冷徹に見据え、常に10年以上の刑期にすることから「10年裁判長」と呼ばれて煙たがれていたのだった。  で、彼が取り仕切る次の裁判は、若い父親が生後7カ月の幼い娘を蹴り殺したとされる事件だった。  裁判当日、ミシェルは風邪をこじらせ医者から薬を処方して貰っていたが、その薬を2錠以上服用すると精神が高ぶると注意を受けていた。  で、いざ裁判が始まると、被告人はあらゆる質問に対して「俺は殺していない!」の一点張りでしか答えないので、ミシェルはブチ切れるのかと思ったら、物静かに被告人の立場に立った言い方をし、証人たちの辻褄のあわない証言にも優しく言葉を噛み砕いて接するのだった。  なんだ、なんだ?  冷酷な「10年裁判長」の面影など微塵もないぞ。  それどころか、機微に富んだ公正さで見事な裁判長ぶりだった。  そりゃ、そうだ。  陪審員の中にホの字の女性を見付けちゃったんだもの。  イイカッコしいして、人格者であるところを見て貰わなければならないもんな。  で、裁判が終わると、「裁判中は、陪審員と裁判長は会ってはいけないんじゃないの?」と言うディットを遮って、「そんなこと、法律で禁止されている訳じゃない!」と、ミシェルは強引にお茶に誘うのだった。  で、ミシェルは6年まえの入院中のディットの優しさに心を打たれた旨を伝えると、ディットは医者として患者に当然のことをしたまでと、素っ気なく答えるのだった。  で、裁判が終わる度にデートを重ね、ミシェルの猛アタックにディットの心も揺らぎ始めるのだった。  それに連れて、裁判長・ミシェルの弁舌も温かい人間味を帯びたものなり、次のような名裁判長ぶりも示すのだった。  「法廷とは、真実を解明することだけが目的の場所ではない。  人々に如何にして法を守らねばならないのかを示すことが目的だ。」  で、ミシェルは人を心底愛することによって、自分の裡に潜んでいた情愛をも甦らすのだった。  熟年男女の恋模様と法廷劇とがバランス良く綴られ、ファブリス・ルキーとニシセ・バベット・クヌッセンの熟した演技も心地良い、なかなか爽やかで見応えのある作品だった。  法廷画家の描くスケッチも程よいアクセントになっていた。

  • praha

    5.0

    裁判員に選ばれたら

    最近話題の少ない裁判員制度、フランスと事情は多少違うでしょうけど、久しぶりにリアルなイメージを持ち選ばれた時の心構えになったかもしれません。総合評価5にしたのはインフェルノでファンになったデンマーク女優シセ・バベット・クヌッセンが好きだからです。(そういう評価はまずいかな、、、)この映画でもとても可愛い仕草が満載でした。惚れた主人公の気持ちがよくわかる。同じ年頃(60代です)なので、ちょっと昔の自分と重なって楽しめました。

  • yio********

    2.0

    ネタバレ何をやってるかよく解らない!

    このレビューにはネタバレが含まれています。
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