2017年7月8日公開

歓びのトスカーナ

LA PAZZA GIOIA/LIKE CRAZY

1162017年7月8日公開
歓びのトスカーナ
3.7

/ 154

25%
36%
27%
6%
5%
作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(25件)


  • kaz********

    2.0

    見続けるのがしんどかった

    最初から、主人公の女性が喋りっぱなしで、うんざり感たっぷりだった。最後エンディング前にかかった曲が男性ボーカルのゆっくりした曲で、やっと一息落ち着くことができた。 見終わってからの感想ですが、一言、疲れました。 私、こういう作品、どうも苦手です。 逆にして考えると、躁状態の主人公ベアトリーチェを演じたヴァレリア・ブルーニ・テデスキはすごい役者かもと思いました。普通こんな演技できない。

  • fg9********

    3.0

    ラストは躁鬱両極端のヒロインにホンノリ

     …あらすじは、横着をして、解説の次のとおりだけでイイだろう。  『自称伯爵夫人のベアトリーチェ(ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ)は、イタリア・トスカーナ州の自然豊かな丘に立つ診療施設ヴィラ・ビオンディでは女王のような存在だった。  ある日ヴィラ・ビオンディに、やせ細ったドナテッラ(ミカエラ・ラマツォッティ)がやってくる。  彼女とベアトリーチェは同室になり、少しずつ親交を深めていく。』  序盤から、常時躁状態で喋りっぱなしのベアトリーチェのかしましさが煩いやらウザったいやらで辟易気味になる。  そんな折、全身タトゥーを彫り込んだやせ細ったドナテッラが入所してくる。  彼女は、ベアトリーチェとは正反対の常時鬱状態で希望の欠片もないどんよりした眼で塞ぎ込んでいる訳あり女性だ。  そんな彼女をベアトリーチェが何かとお節介を焼きながら、ドナテッラもベアトリーチェのことをウザったいと思いながら、両極端の陽と陰の間に友情の兆しのようなものが芽生え始めるのだった。  で、ふとした切っ掛けから、2人は施設を脱走してのロードムーヴィー的な展開になり、無銭飲食をしたり窃盗を働いたりの遣りたい放題を繰り返すのだった。  その合間合間に、2人の過去が次第次第に明るみに出され、常時躁状態のベアトリーチェにも常時鬱状態のドナテッラにも多少同情したい気持ちも湧いてくるのだった。  2人が交わした会話は身につまされる。  「私たちは、何を捜してるの?」  「幸せをほんの少しばかり……」  そんな2人は、意見の食い違いから仲違いを起こしながらも、各々の思い思いの道を辿った末に、常時躁状態だったベアトリーチェはドナテッラの鬱状態を理解し、常時鬱状態だったドナテッラはベアトリーチェの躁状態を理解し、遂には、両極端の陽と陰は一つに溶けって本来の居場所に立ち返り、ほんの小さな幸せを手に入れるのだった……といったストーリーだ。  邦題は舞台となった地方名をタイトルに織り込んだ『歓びのトスカーナ』となっているが、原題は『La pazza gioia/Like Crazy』だ。  英題の『Like Crazy』もどうかと首を傾げざるを得ないが、「喜怒哀楽」の「喜怒」が最も原題に相応しいのだろう。  その正しく「喜怒」担当のベアトリーチェが序盤から姦しくてウンザリしたが、「哀楽」担当のドナテッラとのロードムーヴィー以降は2人に寄り添えるようになり、ラストでは陽と陰との二つが一つに溶け合って文字通り「喜怒哀楽」となるラストにはホンノリとさせられ、一見の価値はありの3.2点といったところかな。  ドナテッラの息子の養父の「情状酌量」的なお目こぼしにもウルッとさせられたっけな~。  (メモ 総レビュー数:3332件、2019年度162作品目)

  • bui********

    3.0

    痛い女だらけ

    観ていて 痛い痛い痛ぁ〜い!という気持ちになりました 都合よく若い方は精神科医と 年増の方は車出してくれた人と結ばれてくれ・・・・って思ったけど そんな甘くないのが真実かも 何人かは善良な人がいるってだけで救いかな 同じ女、人間として彼女らの辛さを想像するととても痛い気持ちになりました

  • Tcode

    4.0

    寂しさのつのる作品でした

    もう少し明るく楽しい作品だと思っていましたが、意外とテーマは重く、主人公達が哀れに思い、寂しさのつのる作品でした。

  • arl********

    4.0

    狂った歓び

    ちなみに原題La pazza gioiaは直訳すると「狂った歓び」です。 精神障害の施設にいる虚言癖ふうの自称貴族ベアトリーチェと、施設に送られてきた訳ありで抑鬱のタトゥーありドナテッロの冒険(脱走笑)。あちこちで騒動を繰り返し「いかれてるぜ!(è pazza)」といわれて「もとからよ!」と言い返す。なかなか「狂った」の設定がうまく活かされていて、ハチャメチャな行動がうまく物語にハマってくるところがとても面白いです。日本では放送コード上、というか自粛で作れないような気がします(少なくとも題名は)。最後はほろりとさせられる。なかなかいい映画でした。

  • has********

    5.0

    ネタバレ良い夢をが原題、 寛大な人は笑って泣ける

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • スーザン

    4.0

    イタリア映画の人生賛歌!

    ベアトリーチェ役のヴァレリア・ブルーニ・テデスキが圧巻。 精神疾患を患うセレブマダム。 だが厄介事を起こしたらしく、今は施設暮らしである。 イタリアには確か精神病院なるモノは無く、こういう施設があるだけだったと思う。 で、とにかくベアトリーチェのパワーが凄い。 躁状態や妄言癖が原因ではあるが、ユニークかつ嫌悪感たっぷりに描かれるので、彼女に感情移入できるかどうかで作品の好き嫌いも分かれるかもしれない。 対して相棒は鬱気味で自傷行為を繰り返す若い女性ドナテッラ。 映画は二人の逃亡というロードムービーで進行する。 セオリー通り、希望への逃避行は失望や絶望へ変わって行く。 だが、それはまた再生への旅でもあった。 なぜか最後にはベアトリーチェにパワーを注入された気分になるのである。

  • 3.0

    ネタバレすごい元気

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • ctr********

    4.0

    奔放な2人の物語

    こういう映画の感想って難しい! 衝撃的な大事件が起こるわけでもなく説明はしにくいのだが確かに面白いのだ。 それはともかく… 一言では言い表せないけどほんといいストーリーでみて良かったと思わせる作品でした。 あのおばちゃんはじめはうざかったけどだんだんと好きになる奥深いキャラ! おねーさんのほうはしっかり者かと思いきや危なっかしい無茶をするタイプ! 前半はジェットコースターのようなハラハラドキドキで、後半は2人の生い立ちや悲しみが語られ目が離せず中だるみするところもなくあっという間に時間が過ぎた。 あ、あとフィアットかわいいなぁなどと思いながら。 2人とも決して癒えることのない深い悲しみを抱えていることが後半語られる。 いつかその悲しみと向き合えれば日常を取り戻す日がくるんだろうな。 希望を持たせてくれる後味も良いラストでした。

  • sea********

    3.0

    女の大冒険。

    精神病治療施設ときけば「カッコーの巣の上で」が 天衣無縫な女の二人旅なら「テルマ&ルイーズ」が ふと浮かんでしまう本作。両方の持ち味を活かした 女の大冒険が繰り広げられる後半はロードムービー、 目的を果たすドナテッラと息子の再会に涙が溢れる。

  • nn1********

    4.0

    一口寸評

    人生とか運命とかいつもテーマの大きいこの監督は、確かにイタリア映画の良質な部分を引き継いでいる。 本作の舞台は精神を患っている人々の療養所。 入所中の上流階級の奥様ベアトリーチェ(ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ)は、新入りのドナテッラ(ミカエラ・ラマツォッティ)と意気投合し、里子になった彼女の息子を探すために逃避行する…。 トスカーナ近辺の狭い空間でのロード・ムーヴィー。 精神的にイカれている二人だけに、その行動には終始ハラハラドキドキ。 イタリアのアカデミー賞で5部門受賞したという。 何といっても喋りっぱなしのテデスキが凄い。現時点で彼女の代表作だろう。 狂気も孕んでいるが、ヒロイン二人の熱演と、トスカーナの明るい陽光が、すべての憂いを吹き払い、人生を豊かなものとして肯定させてくれる。

  • off********

    5.0

    これは5つ星

    タイトルとポスターの清潔なイメージに魅かれた観客は最初失望するかもしれない。 登場人物は自己中で共感しづらいし、清潔なイタリアトスカーナの雰囲気を味わえるような舞台設定ではない。 しかし、それこそが監督の意図した演出であり、後半の深い感情的カタルシスの伏線でもある。 こういった作劇上のあれこれを書くのは虚しいもの。とにかく私はものすごく泣きました。 前半共感出来ないなあと思っても我慢して見てください!

  • aka********

    2.0

    ベアトリーチェに「歓べ」ない…

    監督はパオロ・ヴィルズィ、本作でもダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞(イタリア・アカデミー賞)の5部門を受賞し、前作『人間の値打ち』でも同賞7部門の受賞経歴を持つイタリアを代表する映画監督の1人である。 筆者も前作『人間の値打ち』は観ているが、正直あまり印象にない。 特に去年は映画館で300本以上の映画を観たせいか本当に面白いと思ったものや変わった作品しか記憶にない。 ハリウッドはハリウッドで似た映画は多いが、筆者はヨーロッパの映画も人間悲喜劇の似た映画が多いように感じる。 100年以上の映画の歴史の中でハリウッドにもヨーロッパ各国にも名作は非常に多い。もちろんわが国にも。 その影響下から抜け出して新しい映画を創るのは至難の業である。 ヨーロッパ映画には奇抜さを追求しすぎるあまり内容が深く理解できない作品も多い。 精神医療施設で出会った全く正反対の性格の女性患者2人が施設を抜け出して自分探しの旅に出るロードムービーだ。 イタリア映画らしく過剰なドタバタさが随所に盛り込まれている。 コメディ映画に盛り込まれる分には問題ないが、このような根がシリアスな作品に盛り込まれると筆者にはいささかうるさく感じられる。 監督が明かしているが、着想は『カッコーの巣の上で』で、主役のベアトリーチェには『欲望という名の電車』のブランチの傍迷惑な性格が反映されているらしい。 なるほど筆者は上記2作も観ているのでその共通性はよくわかる。両者ともに社会性のある作品であり、本作もテーマがテーマだけに社会性のある作品に仕上がっている。 ただこのベアトリーチェのハチャメチャな横暴ぶりは精神病患者の役とはいえゲスすぎないだろうか。彼女というキャラクターに説得力を感じない。 もちろん本当に描きたかったのはもう1人の主人公であるドナテッラの心の動きであり彼女は物語の狂言回しの役割を兼ねているのも理解しているのだが、とにかくその存在がうるさい。 この役を演じたヴァレリア・ブルーニ・テデスキの見事な演技には感心させら れるのだが… ハリウッド映画にくらべてヨーロッパ映画は作家性が重視されるせいか監督が脚本を兼ねることも多く、必ずどこかに過剰な演出が存在する。 現に本作も共同執筆とはいえヴィルズィが脚本に絡んでいる。 そしてそのため人によって絶対に好き嫌いが分かれる。 脚本や映像の出来不出来だけで測れない癖が必ずある。 監督と脚本が完全に分業されている一般的なハリウッド映画や邦画ではまれである。 おそらくヨーロッパ映画が苦手という人はこの各作品の持つ癖が苦手なのではないだろうか。 ただ逆を言うなら作家性の強いヨーロッパ映画には必ずどんな人にも絶対的にはまってしまう映画監督や作品が見つかる。 そして率直に言うと筆者はこの作品の癖が苦手だ。 すごい!とは思っても何か手放しで受け入れられない感覚。 日本でも作家性の強い監督は存在し、『あん』以外の河瀬直美の作品にそれを強く感じる。 原作のないオリジナル作品であればある程作家性が強くなり、苦手であれば受け入れられなさもより強くなる。 河瀬が大きな映画祭で審査員を努めるほどヨーロッパで評価が高いのも彼女が脚本を自分で執筆する作家性を全面に押し出す監督だからだろう。 時には監督も人間なので作家性が変化していく場合もある。 いずれにしてもヨーロッパ映画に限らず監督が脚本を兼ねるような作家性の強い作品の好き嫌いは分かれる。 人間賛歌とか人生賛歌と謳われても観心地の悪さから自分の中で惨禍になる作品は腐るほどある。 だから筆者は作家性の強い作品はその監督と対話しに行くようなものだと思って観ている。 今回はどんなことを言われるんだろう?そんなスリルも期待しつつ観に行く。 ごめんなさい!本作は苦手です!合いませんでした!

  • ame********

    4.0

    こういうやつ会社にもいるぞ

    精神病棟での妄想女と鬱女の話。 妄想女はしゃべり続けて人の話を全く聞かない、いつも友人が権力者だという自慢話をする。こんなやつ会社にもいるなと思った。 たぶん前頭前皮質が弱く、我慢と理性が弱くなっているのだろう。物語中でもよく精神安定剤を求めていた。落ち着きがなく常に文句を言い続けている。 主人公は赤ちゃんのように自由気ままに振る舞う。しかし私はどうしても被害を受けた周りのスタッフに感情移入してしまった。 こういう精神異常者を扱うのは差別や偏見から難しく、見て見ぬ振りをしがち。この難しいテーマを笑いと感動に仕上げた本作は凄いと思う。

  • mie********

    4.0

    ネタバレ歓び?だけじゃないのよね

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • chu********

    4.0

    おんな同士のロードムービーの宝石。

    正反対だから惹かれ合い、正反対のはずが似た者同士。巡り会った場所は冴えなくても、巡り会えてよかった! お節介、焼くのも焼かれるのも、いいものかもね。 場に似つかわしくない、セレブ気取りのベアトリーチェ。彼女の自己中心的な行動とキャンキャンまくしたてる話し方は、躁状態に因るものだとわかるまで、なかなかキツい(演技への賛辞です)。 外出もままならない緩い牢獄のような日常の、ちょっとしたほころびから、ベアトリーチェは自由を手にします。水を得た魚とは、まさにこのこと(笑)。セレブマダムとは思えない図太さと機転を見せ、驚くべき行動に出る。まあ、すべて行き当たりばったりなんだけど。その時の彼女はほんとうにキラキラしていて「生きてるっ!」という感じがあふれています。 一方、勝手に彼女に見込まれ、巻き込まれたドナテッラ。最初は迷惑そうだけど、自分の知らなかった世界に連れて行ってくれるベアトリーチェに付き合ううちに生気を取り戻していきます。 「楽しみたいだけ」「いまよりちょっとしあわせになりたいだけ」その気持ちを全開にするのって、わがまま?「愛されたい」「必要とされたい」それって、高望み? いやいや、そうじゃない。誰だってそれを求める権利があるんだよ。と背中をポンポンしてくれるような映画です。 ヴァレリア・ブルーニ・テデスキさんの演技が素晴らしいです。初見の「アスファルト」では孤独な看護士で、仏語をぽつりぽつりと話していた。二度目の「人間の値打ち」では、家庭内で自己認識の危機に陥る従順な妻。そして今作の、パワフルに伊語でしゃべくりたおすベアトリーチェ。全部印象が違って、全部いい。すごい女優さんです。

  • 柚子

    5.0

    応援せずには、いられない

    イタリア、トスカーナ… 精神病の患者が収容されている施設から、女性2人が脱走 自由奔放なベアトリーチェ 辛い過去を持つドナテッラ 水と油のような二人が、逃避行中に心を通わせていく ドナテッラの、幼い息子に会いたい気持ちが切なくて、涙が零れた 母親が子を思う気持ちは、理屈ではなく、本能なので、このような行動に走るのは、理解出来る 共感していくベアトリーチェも、またいい 暑そうなイタリアの風景もまた、魅せる 共感出来る男が、出てこない 男に絶望してしまう気持ち、理解出来る ベアトリーチェ役のヴァレリア・ブルーニ・テデキスが、とてもいい 印象に残る女優だね

  • りゃんひさ

    4.0

    歓びがあるだけの映画ではないが希望はある

    お気に入り女優のひとり、ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ主演作『歓びのトスカーナ』、ロードショウで鑑賞しました。 監督は『人間の値打ち』のパオロ・ヴィルズィ。 日本版タイトルからはコミカルな女性映画の雰囲気がただようけれど、監督が監督だけに一筋縄ではいかないような感じもする。 さて、映画。 イタリア・トスカーナ地方の犯罪者用精神病施設。 グループ活動があったり施設外での作業もあったりと、収監と社会復帰の両方を目的に作られた施設のようである。 貴族の出身で、弁護士の夫を持っていると自らいうベアトリーチェ(ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ)は自由に気儘に振る舞っているが、外に出たくてたまらない。 ある日、新たに入所した若いドナッテーラ(ミカエラ・ラマツォッティ)と共同作業をすることになり、里子に出された息子に会いたいという彼女を利用して、ふたりで施設を脱走することにした・・・ といったところから始まる物語で、女性ふたりの逃避行を描いていく。 女性ふたりの逃避行なので、『テルマ&ルイーズ』を思い出したりもするのだが、やはりイタリア映画。 雰囲気は異なる。 とにかく、嘘だか本当だかわからないことを次から次へとまくし立て、自分のやりたい放題にするベアトリーチェのパワーに圧倒され、彼女に引きずり回されるドナッテーラが気の毒になってくる。 そんな、ほとんど無目的(ベアトリーチェにすれば自由を謳歌するという目的があるのだけれど)の逃避行の中で、富裕層のベアトリーチェと貧困層のドナッテーラの生活背景などが浮き出てきて、さすがは『人間の値打ち』の監督、と唸らされる。 あぁ、イタリア社会もかなり苦しいんだろうなぁと感じながらも、どんづまりになった『テルマ&ルイーズ』とは対照的に、『ベアトリーチェ&ドナッテーラ』のふたりは、人間の中に希望を見出す。 原題は「LA PAZZA GIOIA」は、「怒っての歓び」と相反する感情を同時に表現した言葉。 日本語でいえば、喜怒哀楽の「喜怒」ってところか。 評価は★★★★(4つ)としておきます。

  • pip********

    3.0

    おばさんパワー

    要は精神病院から2人の患者が脱走するんだけど、 カッコーの巣の上でみたいな病院じゃなくて、 みんな患者のためを思って真面目にやっている病院。 でも、自由になりたい主役のおしゃべりおばさん(ずっとしゃべってる)は同室の鬱の女性も巻き込み脱走。 とにかくこの主役のおしゃべりおばさんの行動力とパワーが凄い。とにかく行く先々でめちゃくちゃなことをやりまくる。 巻き込まれる形で脱走してしまった同室の女性も、やがておしゃべりおばさんに助けられてゆく。 2人とも病気に苦しみ幸せになりたいともがいている。 結局元の病院に戻り、何も解決していないかもしれないが、 2人の心は少し前向きに明るくなったように見える。

  • 石岡将

    5.0

    今年一番の感動

    「人間の値打ち」もそうだけど、 パオロ・ビルツィ って監督は各個人の描き方が凄く丁寧で何か突出したキレがあるのね。だからよく出来たお話でも全然受け入れちゃうし感動する。ノリは独立系でも仕上がりはメジャー系。 ヴァレリアさんの無茶苦茶さと憔悴具合の冴えた演技が素晴らしい。 ドナテッラ役のミカエラさん、演技もいいが結構プリンス殿下に似てる。 家族愛の欠如による自我が不安定な二人がいつの間にか距離を縮めていく珍道中。各所にある脇役の人情も良し。ラストシーンは小粋で憎く、とっても素敵。

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