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上映中

亜人 (2017)

監督
本広克行
  • みたいムービー 1,226
  • みたログ 7,015

4.00 / 評価:5898件

骨太な傑作アクション映画!

  • yuki さん
  • 2019年4月26日 11時57分
  • 閲覧数 1161
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

桜井画門の人気漫画を本広克行が映画化。本広克行監督作はいままでみたことがなくて、TV畑出身のひとなのでその程度の作品なのだろうなと色眼鏡で見ていたが、本作はそんな先入観も吹き飛ばす文句なしのアクション映画だった。

主人公:永井圭を佐藤健の年齢に合わせて医学生に変更したほかは、大きな流れとしては原作(アニメしか見てないですが。結構違うそうです)に沿っている。興味深いのは、映画化するにあたり付け加えるのではなく、徹底して要素を削ぎ落としていることだ。永井の人物面には深く踏み込まないし、アニメなどでは描かれていた細かい社会背景もほとんど描かれない。しかしそれによってアクションの緊張感が途切れないノリの良い映画に仕上がっている。
さらに佐藤もバックストーリーを最小限に抑えることによって、破滅的なキャラクター性が増している。削ることによってさらなる魅力を引き出す取捨選択のセンスは見事としか言いようがない。

脚本はアニメ版亜人でもシリーズ構成を担当した瀬古浩司。アニメの方では気になっていた非現実的な人権意識の希薄さが、映画版では納得できる程度にフォローされていたのはよかった。

なにを差し置いてもやはりアクションがいい。近年の日本映画ではなかなか見られない骨太なアクションで、しかも「死なない人間」という特徴をちゃんとと踏まえた立ち回りで目新しさもある。”不死身バトル”という新ジャンルを一発でここまで発展させたのは賞賛に値する。

また綾野剛がエスプリたっぷりに演じる佐藤がこの映画のアクションシーンと同じくらい好きだ。狂気とユーモアを同時に体現するキャラクターだが、終盤のハッチャケぶりはとにかく最高の一言であった。

詳細評価

物語
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