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ナラタージュ (2017)

監督
行定勲
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3.18 / 評価:3,272件

優柔不断なフツーの話をもったいつけただけ

  • pha***** さん
  • 2018年11月26日 2時10分
  • 閲覧数 1524
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

なんだろこれ?松潤の嫁がメンヘラで自宅に放火して姑が死んでしまったというのは衝撃的な話だけど、メインの3人の恋愛に関してははいたってフツーすぎて、極めて退屈だった。

繊細な演出といえば聞こえはいいが、そうではなく、肝心な部分に触れずにだらだらと引き伸ばしている感が強かった。坂口君が有村架純を好きになって、でもどこか元カレというか、本当に好きな松潤の影をいつも感じていら立つのはよくわかるが、彼が一番まともである。架純さんはよくある学校の先生への恋愛。松潤は先生でありながら、可愛い女生徒の一途な思いにグラッとしてしまう実は妻とも別れていない煮え切らないフツーの男。

松潤はミスキャストであろう。あの派手な顔だちは役者としては正直使いどころがないタイプだが、無理にメガネをかけて根暗な役をやっても気色悪いストーカーのようにしか見えなかった。嫁に母親殺されて、それでも離婚せずに、追い込んだのは自分の責任と逃避しているだけ。さらに最終的によりを戻すの?別れる前に最後に思い出セックスですか?執行猶予がついたってことは嫁は責任能力があったってことでしょ。復縁迫る相手の親父もたいがいである。

とにかくゆるゆるとだらだらとなかなか自分の正直な気持ちを話さずに話も進まないのにイライラする。そのくせ、ここぞとばかり有村架純と坂口、松潤とのセックスシーンだけは妙にリアルで、単にこれ監督の趣味じゃないの?と疑いたくなる。作品のトーンがそこだけおかしい。まあ宣伝の目玉だったのでしょうが。

そしてついに話し出した松潤の過去はまるでナレーションベースのように淡々と語る演出放棄。これで泣けるの?

よくある少女漫画の白馬の王子様話を当代の人気若手男女俳優がやる話は毎年量産されるが、それとは違うものを期待しただけに、大きく肩透かしのつまらない作品であった。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • ロマンチック
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