あらすじ・解説
カナダ在住のトマス(ハビエル・カマラ)は、付き合いの長い友人フリアン(リカルド・ダリン)のいとこパウラ(ドロレス・フォンシ)から、フリアンが肺がんで余命いくばくもないと知らされる。トマスはスペインで暮らすフリアンを訪ねるが、彼はすでにがん治療をやめて静かに死を迎えようとしていた。フリアンは、トマスの説教を警戒して何とか追い返そうとするが……。
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作品レビュー(31件)
- gir********
4.0点
邦画でもよくある、いわゆる余命わずかの人が辿る運命を描いたお涙頂戴映画かと思ったが、ゴヤ賞の作品賞を獲ったということで観てみた。 ちなみに、個人的にもスペインの映画とは相性が良く、ハズレ映画を観た記憶はない(韓国や北欧などでも然り)。 というわけで、期待半分不安半分で観たわけだが、想像以上に素晴らしかった。 上記で書いた、お涙頂戴映画(例を挙げると私の大嫌いな「最高の人生の見つけ方」など)では、”死”を一方通行でしか描かないが、この映画は違う。 多元的に魅せてくれる。 余命わずかの主人公の一途だけを見つめるわけではないのだ。 彼の周りに暮らす/生きている人間、それにペットまで、彼がいなくなる/死に向かうことによってどう影響するかちゃんと描けている。 なかなか珍しいことだ。 過去や未来にまで想いを馳せ、”死”とは一体どういうものなのかしっかり考えさせてくれる。 ユーモアがあり、非常に観やすいのも好感が持てる。 登場人物が多いが、端の端の役の人までちゃんとキャラクター性がしっかりしている。 数々の人に会っていくのは、色んな場所に旅しているわけでもないのにある意味ロードムービーを観ているようだ。 今後も定期的に観て、何度も”死”について考える時間を設けるのもいいかもしれない。 大変良い映画体験だった。
- Hなスナフキン
1.0点
スペインマドリードに住む老人手前のオッサンが余命幾ばくもないという中、カナダから友人のオッサンが来て、一緒に息子やら元奥さんに会いに行ったり、犬の里親探すが最後は、カナダから来た友が自分の恋人とセックスして犬連れて帰る話。 大きな感動ポイント…全くない。 現実的なものであろうがこれ、映画やからな。 あの終わり方も何あれ。最後まで頑張って見た俺偉い(^^) 評価にも値しない映画。見ないことを奨める
- kaz********
4.0点
スペインアルゼンチン合作というのが珍しかったのでこの映画を選択。事前情報なしでいきなり観賞。最初はヒゲのむさくるしいオッサンお二人が登場。盛り上がりもなくどうなることやらと見ていたが、だんだんと味が出てきた。じわっと出汁が出てくるような感じ。なかなかいい映画だった。主役オッサン達の顔の表情を映し出す場面が多かったが味があった。見た後でネタバレレビューを読むと、なるほどそうだったのかと感心することいっぱい。背景よくわからんと見てたんだなと実感。スペイン語はスペイン語でも方言があることとか、息子の彼女は国籍がスペイン隣の国なのになぜスペイン語喋れるのかとか。他にもいろいろ。ネタバレになるのであまり書きませんが...。主役の片割れの父とその息子はデルポトロ選手とチチパス選手に似てると思ったのは私だけでしょうか。
- yos********
2.0点
ネタバレなんか、ちょっと、違う気がする
このレビューにはネタバレが含まれています。 - fg9********
4.0点
このレビューにはネタバレが含まれています。
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