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アウトレイジ 最終章 (2017)

監督
北野武
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3.27 / 評価:3503件

大友は義理とかいうもんにこだわる男や

  • たーちゃん さん
  • 2021年7月2日 11時18分
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

アウトレイジの3作目。今回は韓国ヤクザが台頭し、日本のヤクザが代替わりしていき段々規模が小さくなっています。

最初のスケールに比べると山王会はビルの一室を借りている形ですし、関西の花菱会も会長の代も変わって、幹部たちも年老いた感じで元気がありません。
なんでも西田敏行さんも塩見省三さんも病気を押しての出演だったそうで、それでも役を変えずにキャスティングをした北野監督のこだわりが感じられました。

ただやくざの迫力は前作前々作と比べれば、トーンダウンしていた印象です。
怖い殺し方は花菱会会長の野村和夫(大杉漣)の殺し方です。
夜中の山道に首だけ出されて埋められ、走行する自動車に轢かせるやり方はゾッとしました。

圧倒されたシーンは花菱会幹部の出所祝いに大友(ビートたけし)と市川(大森南朋)が機関銃を持って乗り込むシーン。機関銃を乱射して無差別殺人をしていきますが、スローカメラの撮影でとても迫力がありました。

役者として良かったのは花菱会の花田和弘を演じたピエール瀧さんの演技。変態っぷりがぴったりで、強気に出るところと強い人に媚びる芝居の両天秤にかけているどっちつかずのズルさを上手く表現していました。
花菱会の幹部昇進のお祝いでまた変態プレーをしているところに大友と市川に乗り込まれたあと、さるぐつわのところに爆弾を仕掛けられて殺されるシーンは最初のシーンの伏線回収としても効果てきだったと思います。
薬物で逮捕されてしまったのはとても残念です。

全体的に迫力としては、今ひとつだった感は否めません。

ラストで大友が自殺してしまいます。義理人情で生きてきたヤクザを見事にたけしさんが演じていました。
ヤクザ社会のむなしさが感じられました。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • パニック
  • 恐怖
  • 絶望的
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