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幼な子われらに生まれ (2017)

監督
三島有紀子
  • みたいムービー 240
  • みたログ 793

3.72 / 評価:597件

どこの家庭にも起こりうる問題

  • beb******** さん
  • 2021年7月17日 20時19分
  • 閲覧数 241
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

強烈なテーマがあるわけではないが、どこの家庭でも起こりうることを俯瞰的に描写して、家族の一つの在り方を提案している映画です。

こういったドキュメンタリー調の映画は脚本が全てといっても過言ではありません。いかに多くの人が共感できるかどうかで評価が決まってきます。

主人公と再婚相手の連れ子、前妻との間にできた嫡子、またその子たち同士の関係性という、人によって理想とするカタチが非常に異なる事柄についてひとつの形を提案しています。


主人公:普遍的でとくに取り柄もない会社員。上司から出世を期待されていたが特にそういった欲求もなく、出向させられたことにも落胆せず。家族思いで当初は連れ子達にも愛情を注いでいるように描写されます。妻が妊娠したことを知ると寂しさから反抗的態度をとる長女にも激高することなく歩み寄りを見せます。途中から手持ちカメラの揺らぎによってサスペンス感が演出され、いつかキレ出すのではないかという雰囲気が描写されます。それまでそういった素振りは見せませんでしたが、最終的には妻にあの子は自分には面倒見れないんだと絶叫します。
 暴力的な行為はなく、連れ子に対して愛情がない父親としては描写されていません。そういった演出が余計にリアリティーを生み出しています。
 どうしようもない連れ子達の生みの親の父親に対しても決して激高することなく、あくまで低姿勢に子供に会ってもらうように懇願しお金まで渡す様子はイライラもしますが子供たちへの愛情を感じます。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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