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猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー) (2017)

WAR FOR THE PLANET OF THE APES

監督
マット・リーヴス
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3.55 / 評価:2253件

リブート三部作の幸運な完結編

  • からかす さん
  • 2020年7月21日 23時12分
  • 閲覧数 365
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

リブート三部作の堂々たる完結編。
最初に悪い点二点を述べてしまうが
一点目はやや冗長。
創世記106分→新世紀130分ときて聖戦記140分。
物語の規模が大きくなる故いたしかたなしな面はあるにせよ
少し中弛みを感じるのも事実。
二点目はちょっとサービスが過ぎるよね。
シーザーの息子の名前といい、人間の少女の名前といい
「アレじゃん!」ってなっちゃうよね(事実上直結はしないんだけれども)

とはいえである。
傑作「猿の惑星」、作られた続編4作、コケたバートン版「猿の惑星」からの
リブート三部作の完結編としては非常に見事な出来じゃないだろうか。

前作で人間と猿を決定的に分けていた「同族殺し」という禁忌に触れ
完全に「人間化」しつつあるシーザー。
「Apes do not want war!」と高らかに叫んだシーザーが
自身の復讐心だけをキックに自ら戦争に向かう姿に哀しさを感じる。
それでも気高いカリスマ的な指導者である姿を
おなじみアンディサーキス大熱演でもう大満足。

一方人間サイドを代表するウディハレルソン演じる大佐。
彼がまた絶妙なバランスのキャラクターで
シーザーにとっては憎き仇的、一方である意味同族、
未知のものを恐れるがあまり暴走する姿、
それでいて知性溢れるシーザーを「別の正義」の理屈で論破する理性、
そしてラスト、シーザーと目で交わす会話シーン、
なんて悲しい世界、なんて悲しい戦争なんだと思わされる。

とにもかくにも「創世記」で純真無垢に生まれたシーザーが
長い長い旅路を経てついにゴールを迎えるという意味で
本作はこれ以上なく幸運な完結編である。
どうしようもない三部作完結編いっぱいあるからね。
本作は見事な出来です。

詳細評価

物語
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