あらすじ・解説
1967年、デンマークのコペンハーゲンで母親と暮らす13歳のエリック(アルバト・ルズベク・リンハート)と10歳のエルマー(ハーラル・カイサー・ヘアマン)。ある日、病弱な母親が入院することになり、兄弟は施設に預けられる。彼らはいじめの標的にされ、教員や職員から体罰を受け、エリックは施設で生きるためには幽霊のように目立たずにいようとエルマーに諭すが……。
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本編配信
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予告編・動画
作品レビュー(24件)
- ma8********
3.0点
子供は生まれる環境に運命が左右されすぎる。
- yok********
4.0点
ドキュメンタリーを見ているようなリアル感に少年達の辛さが伝わってきて、鑑賞し続けるのが苦しくて何度か止めようかと思いました。 それでも、どなたかの書き込みでラストはハッピーエンドだと書いてあったのを見て、我慢して観続けました。最後は救われました。普段はネタばれなんか見ないようにしていたのですが、この映画に関してはその方の書き込みで最後まで鑑賞できて良かったです。 話は辛いですが、風景を絡めた映像は美しく、俳優陣の演技が素晴らしい映画でした。
- 濁流。
2.0点
ネタバレ胸糞。
このレビューにはネタバレが含まれています。 - shi********
5.0点
良い映画。 夢を追い求める、希望を持つ。 実現する為には勇気が必要。 現実にあった話だからこそ、説得力がある。 本当に観る価値がある作品。
- oir********
4.0点
序盤はお決まりの学童苛めの他、教師体罰・小児性愛と現代なら重罪に処せられる行為のオンパレード。いかに福祉先進国イメージのある北欧とはいえ1960年代はそれが普通に横行していたのだろう。 ある意味刑務所よりひどい・・・ そんな養護施設に入所させられた兄弟の苦闘からの勝利・脱出を描いた本作品は、否応なくこちらにも子供たち同様の心情に引き込まれ、痛み・恐怖とともに怒り・憎悪が沸いてきて、どうにか「地獄の獄卒」どもが処罰されるのを望む心境にさせられる。 その希望は意外にも管轄役所の新任検査官がもたらしてくれる。 以前の検査官は施設側の粉飾報告鵜呑み、なあなあの御座なり視察を重ねるだけだったが、新任検査官は何か問題が内包されていることを察知する。 そして、施設出所許可証を発行してくれない校長に反旗を翻し半殺しにされた兄に代わり弟が「イマジネーションに富んだ回転の良い頭」を用いて上の検査官に知らせようと画策する・・・ 実話ベースとのことなのでレビュータイトルの痛快という語句はそぐわないかもしれないが、同時代アメリカの月面着陸成功譚を巧みにストーリに混ぜ込み、十数秒だけではあったが「スペースファンタジー」的夢をこちらにも見させてくれた点は見逃せない要素。 〝現実的着陸”という点ではそのファンタジーは大けがを招いたわけだが、そこからが「けがの功名」。校長と極卒教師全ての罪が一人の子供宇宙飛行士の勇気に鼓舞された他の子供たちにより明かされることになるであろうという描写でエンド、に痛快または爽快を感じないわけにはいかなかった。 3.9の四つ星
スタッフ・キャスト
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