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映画ドラえもん のび太の宝島 (2018)

監督
今井一暁
  • みたいムービー 682
  • みたログ 2,643

3.94 / 評価:2087件

展開は胸アツ、物語は雑め

  • tok***** さん
  • 2019年4月13日 17時31分
  • 閲覧数 1189
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

映画館とDVDで二度見たが、映画館で見たときはどんでん返しと爽快感ある映像、胸アツ展開で、観終わった時に満足感があった。
しかし一年後にDVDで見ると、物語のつくりの雑さが目立ってしまう。

二度目見たときに相変わらず好きだったのは、静香ちゃんとセーラが出会うシーン、フレンチトーストのシーン。
中盤までの静香ちゃんサイドはどのシーンも夢があって楽しかった。静香ちゃんが本当にかわいく作画されてます。
それと重力ペンキでのび太がドラえもんを助けに、穴に飛び込むシーン。作画の素晴らしさと奮い立たされる感じがあって、とても気持ちよい。

しかし以下は気になる点。

・「宝島」というタイトルや海での冒険の意味の薄さ。「宝島だ!・・・でも、本当の宝物はこれじゃないよね、探しにいこう」的な香ばしい台詞でまとめられてしまっていたが・・・それでいいの?最後、ばら撒かれる財宝に見向きもしないジャイアンスネオにも違和感。「金だ金だ!」と言ってもよかったかも(ラピュタすぎるかな?)

・「地球のコア」という規模が大きすぎて損害レベルがよくわからない設定。「持っていかれたら大変なことになる!取り返しのつかないことになる!」あまり切迫感がない・・・。のび太がコアに触れて無事(?)なのも不思議だし、取り出しても地球に変化がないし(空の色が変わる、地震が起こるなどしてほしい)、取り返した後、海底のヒビから出てきたと思われるコアはそのまま海に落下してピチョーンとなって地球に帰っていったけど・・・結局あれは一体なんなのか。ここが一番気になった。
コアがのび太の家の真下か、町の下、せめて日本の下にあれば・・・「みんなを守らなきゃ!」という気持ちになれたかと。「何故そこまでできる!?」「地球のエネルギーを持っていかれたら困るから」そりゃそうだと思うけど・・・よくそこまで突発的な正義感で動けたな小学生、という気持ちになった。

・「未来を頼んだ、フロックなら出来るよ」何をどう頼んだのか。解決案の提示が全くないし、コアを取り出して宇宙に脱出なんてせずにのび太たちの時代に住めばよくない?

・何故海賊になり様々な時代で財宝を集めていたのか。「来るべき時の為に蓄えた財宝と共に宇宙へ・・・」せめて宇宙船の燃料が金(きん)、とかならわかるけど、最後帰るときにばら撒いているし。財宝いらんのかーい。

一度目見たときは、クイズに導かれて思い出の場所に行ったり、ジャイアンがハットで解決したりするのは良いアイディアで、感動もしたし爽快だった。でもネタがわかってしまっていると楽しさがかなり下がってしまい、ギミックあっての映画といった感じ。

あとは、パニックに陥るとキャプテンハットなどをご都合的に秘密道具を海に捨てるドラえもんや、静香ちゃんが浚われたのに無人島ライフを楽しむ仲間たちにも違和感。

さらに言うなら、フロックやセーラの存在があまりに突然出てくるかな・・・。物語冒頭、父親と喧嘩して船を脱出し、波に飲まれて「うわぁああ」→タイトルコール とかにすれば彼らにもっと興味が持てたかも。

辛口レビューですが、ストーリーの雑さがなければもっと良かったのに・・・といった感じ。

詳細評価

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