あらすじ・解説
ダムの建設が決定し、水の底に沈む予定の小さな田舎の村に、乱暴者で村人たちに煙たがられているキム・ミンチョルが久々に戻ってくる。彼の妻をはじめ隣近所の人たちはこぞって新たに村に建てられた教会に通い、若きカリスマ牧師ソン・チョルを崇め立てていた。ある日、ミンチョルは警察で指名手配犯のポスターに、教会の長老といわれるチェ・ギョンソクが写っているのを目にし……。
シネマトゥデイ(外部リンク)
作品レビュー(7件)
- yok********
4.0点
父親のクズさがリアルで笑えました。あんなにクズなのに自分ではクズとは思っていない人っていますもんね。人間のダメさを宗教に絡めて描いた面白い作品です。
- あき
3.0点
韓国ならではのキリスト教の信仰をテーマにしたお話。とは言っても明らかに詐欺宗教なので、それを信じる村人たちと敵対するクソ親父、真面目な牧師等あまり共感できるキャラクターは皆無でしたね。タッチは地味ですが、表情がいい感じ。
- WXYは知ってても、それだけじゃ
3.0点
善行をする者が幸せを掴める訳ではなく、強い悪の前に屈してしまう。そんな社会的に重たい話題の作品。悪は、詐欺集団であったり、粗暴悪辣な父親であったり。 牧師や娘の努力や希望が、それらの悪によって報われない様子を悲しく描く。
- よっちゃん
2.0点
ネタバレうーん…
このレビューにはネタバレが含まれています。 - ron********
3.0点
「新感染」のヨン・サンホ監督が注目を浴びるキッカケになったアニメ映画。 「閉鎖的な村での宗教の話」というまさに私好みの設定で、パッケージが気になったため鑑賞しました。 実は韓国のアニメって初めて観たんですが、本作は動きが少ないせいもあってかアニメならではの楽しみはイマイチ感じられず。 あんまりお金がかかってないのか、絵的にはちょっとショボいですが、ストーリーの方はなかなか面白かった。 主人公を含め「マトモな人」は出てこず(唯一主人公の娘が比較的マトモだったでしょうか)、利己的で独善的か、もしくは大きな問題を抱えた登場人物ばかり。 そんな彼らのドラマが「結局人間なんてみんなこんなもんだよ」という冷めた視線で描かれ、後味も最悪です(苦笑 正しさが救いになるとは限らない 人間は信じたいものしか信じない 結局「救い」は自分の中にしか見出せない 宗教というものが成り立っている構造をあざ笑うかのようなストーリーテリングに、この監督の底意地の悪さ(?)のようなものを見ました。 正直この内容なら実写でやったほうが良かったんじゃね?とは感じましたが、それでもなかなか興味深く面白い話でした。
スタッフ・キャスト
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