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ゆとりですがなにか 純米吟醸純情編 (2017)

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4.00 / 評価:108件

単なるアラサー群像。ゆとり教育とは無関係。

  • 百兵映 さん
  • 2018年1月22日 15時41分
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    • 総合評価
    • ★★★★★

 なんじゃこりゃ、もっと真面目にやれ。喝っ、と言いたいところだが、この中のどの若造のどういうことに、喝を入れたらいいのかが、正直なところ、分からない。

 いわゆる“ゆとり世代”というアラサーの群像劇だが、どうなんだろうね。とりとめもなく騒がしく、忙しく、勝手に傷ついて、大袈裟に落ち込んで、総体的にだらしない、頼りない。どこにも「ゆとり」が感じられない。

 いわゆる“ゆとり世代”が、実際にこうであるとは思わないし、こういう群れがあるとしても、それは一部のことであろうし、またいつの時代においてもこうであることに違いはなかろう。何か「ゆとり教育」の責任であるか、「ゆとり教育」の犠牲であるかのような、そういう匂わせ方はよろしくない。

 中で、学校の先生が責められている場面があるが、これは「ゆとり教育」を非難するネタには適切でない。モンスターの勢いや教員の欠勤は、これはバブル社会によって起こされる病理であって、学校も教員も(一種の)被害者なのだ。もちろん、一番の被害者は、この映画のアラサーであるのは事実。問題はその加害者。どこにいるのか、それはひたすらバブル経済向きの「バブル社員」を作り出した「詰め込み教育」なのだ。

 詰め込み教育を打開するためのゆとり教育だったが、いささか力が足りなかった。教育界自身にその理解力と実践力がなかった。社会が受け容れなかった。そして再び元に戻った。

 激しいバブルが目前に迫っている。バブル社会には向かないゆとり世代が、当分は苦労するだろうけど、やがてバブルを弾き飛ばして、「ゆとりですが」のあとに、「いいだろう」と、ゆとり示してくれるはずだ。

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