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ミッドナイト・バス (2017)

監督
竹下昌男
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3.77 / 評価:376件

質問は受けませんっ!

  • bwa***** さん
  • 2020年9月28日 19時54分
  • 閲覧数 136
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

深夜バスで池袋と新潟の運転をしている原田泰造さん演じる高宮利一の物語。離婚した元妻の山本未來さん演じる加賀美雪との再会。美雪は利一の母親との嫁姑の関係に我慢が出来なくなり、家を出て行った過去がある。利一の子供二人は母親から捨てられたと思い、許していない。特に娘の葵わかなさん演じる彩菜は許していない。
利一には小さな小料理屋を経営している小西真奈美さん演じる古井志穂がいて。

人は年齢を重ねると色々なものを背負っていて、若い頃の恋愛のように上手くはいきません。家族であった人とでもそれは同じで、夫婦であっても親子であっても過ごした時間が違うと関係性も変わっていきます。
一緒に過ごした時間ってとでも大切で、でもそこに新しい関係を築こうとするとそれはとても大きいものに感じてしまいます。
そんな微妙な感覚を小西さん、山本さんがうまく演じています。
それに何といっても揺り動かされる利一を原田泰造さんが見事に演じています。元妻にも憎くて別れたのではない優しさ、娘の彩菜が美雪に反発しているのをなだめる思いやり、元妻が家にいるところに現れてしまう志穂にとりつくろうシーン等原田さんの優しさがとても表現されていました。

ただ良く分からなかったのはどうして利一は志穂と別れたのかです。
利一は「もうこの店には来ない」といって志穂は「どうして」と泣いて好きだと言います。自分は年だし、志穂はこれからでも、家庭とか子供とかも間に合う。
志穂は前の夫に重いと言われたので、利一には何も求めない。志穂は「一人にしないで」と言う。それを振り切って出ていく利一。
利一は別れないでという志穂に「重いんだよっ」と言う。
良くわかりません。

元妻にも家庭があって、子供もいる。元妻の旦那には福岡に愛人がいて。そんな元妻から昔の思い出を言われ、「高宮先輩」「私が好きだった高宮先輩は変わっていない」「あなたを忘れるためにもう一度抱かれたい」
名曲ローズが流れる中のシーン。素晴らしいです。ラブシーンでもないのに、ドキドキしました。
ラスト近くで敬三のマンションのベランダのシーン。「もし許されるのなら、夢の続きずっと見てたかった。最後にギュッとして」と利一と美雪が抱き合う。ドキドキしました。

この映画。ラブシーンもキスシーンもベッドシーンもありません。それも40代の大人の映画でです。でもドキドキ出来るのは役者の芝居だと思います。

結局みんな離れてしまって、孤独になってしまった利一。
志穂のやっていた店に前に借りた重箱を持参すると売り店舗の看板。
バスの中から志穂がいるであろう店に電話したあとに、電話に出ない志穂。号泣する利一。そのあと、利一が志穂が働いているレストランを探しあて、志穂の飼っていた犬との再会で犬の鳴き声に気がつく表情の志穂で映画は終わります。
利一と志穂にはそのあとストーリーが続いて欲しいです。

あと余談ですが、何といっても葵わかなさんの可愛さです。変なアイドルよりもアイドルらしく、オタクアイドルを演じていました。

でも少し長いです。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

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  • 切ない
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