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祈りの幕が下りる時 (2017)

監督
福澤克雄
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  • みたログ 8,363

4.23 / 評価:6,856件

シリーズ最後という位置

  • lma***** さん
  • 2020年2月23日 12時54分
  • 閲覧数 621
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

この映画は大きく二つの流れで構成される。

一つ目は勿論、事件・刑事もの、推理映画としてだ。
確かに映画内で事件が発生(発覚)し、推理が在り、そして解決する。

二つ目は、このシリーズの主人公でもある加賀の過去について、という部分。
これらが同時に並列で存在する。
つまり、加賀の過去を知らない人にとって、二つ目は「?」なのだ。

ひとつの映画から受ける感動や感覚を 少々乱暴だが10に絡げると
その映画だけでは理解できない部分が在る以上、どうしても10にはならない。

事件が解明されていく流れや内容、そして俳優陣の演技はとても見事であった。
(特に、終盤の小日向氏や松嶋氏の演技は圧巻)
しかし、例えば加賀の事を知らない立場からだと「この人誰?」「…あぁ 加賀さん父親いたんだぁ」程度にしか解らないのだ。

私は前作(等)を拝見していたので、登場人物が誰かも判別出来たし
加賀と父親が 禍根を、絶つまではいかなくても溶け始めそうな予感を感じた。
そして、今までの全てが緩やかに包まれた感動もあった。
と、同時に(これは 知らない人は解らない部分では)と思い
一緒に鑑賞した、加賀の設定を何も知らない配偶者に尋ねたところ
「…まぁ 映画は面白かったよ」と、なんとも消化不良の様子だった。

あくまで勝手な解釈であるが
「これまで」を知ってる人にとっては「刑事ものとして素晴らしい」+「最高のシリーズラスト」
知らない人にとっては「刑事もの映画として素晴らしい」。
勿論それだけでも素晴らしいを得るには間違いないが、どうせなら両方得た方が絶対に良い。
原作を全て読むべしなどと、不毛な事を言うつもりは一切無い(事実私も全て拝読していない)
少なくとも、そしてそれが可能ならば
「劇場版 麒麟の翼」をご覧の上でこの映画を鑑賞する事を是非お勧めする。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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