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偽りの忠誠 ナチスが愛した女 (2016)

THE EXCEPTION

監督
デヴィッド・ルヴォー
  • みたいムービー 29
  • みたログ 143

3.60 / 評価:97件

偽りの邦題 ナチスを付け成功と思うな

  • 実名希望 さん
  • 2018年6月22日 14時20分
  • 閲覧数 1081
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

原題<THE EXCEPTION>
邦題「偽りの忠誠 ナチスが愛した女」2016年イギリス

語義は”例外” 映画ではその人物ということで
<異端者>英語ではUNCONVENTIONER
(ヴィルヘルムが登場人物の失敗を見逃す例外もあり
一種の掛詞メタファーにも為ってる)


1.オープニング
2.陛下
3.ミーカ(主役女性の名前/リリージェームス)
4.ガサ入れ
5.秘密(ユダヤ人)
6.使命
7.晩餐
8.別れ
9.エンディング



私も嬉しいかな現在の日本のネット上では
異端者であり教祖様崇拝礼賛妄信はしてないし出来ない。
オランダが舞台という設定でドイツ軍ドイツ人がメインなのに
登場人物がほぼイギリス人で英語で交わされる会話に違和感がある。

1940年退位したプロイセン/ドイツのヴィルヘルム前皇帝の警護を
任された<<国防軍>>ブラント大尉と皇帝の館にいるメイドで
スパイの恋愛と任務を描く <女性使用人への手出しは許さない>が屋敷の
他の使用人に密告されるほどバレバレの仲になり夫人は激怒するが
カイゼルは許す。(以前ある男性が女性が接客する店で”手を出さないで
下さい”というルールに従って別のモノを出して怒られたという
笑える”私の友人の”/女性が多用する知り合いだとか言いながら
自分という意味ではない/逸話とはまた別の意味)

WWIが敗北したのはナチスに<背後の一突き>という被害妄想があり
彼には直接的責任はあまりないが、当時は恨まれていたのを描いてるし
彼が戦争の反省/開戦の責任が多少なりともあるのに/
してなかった悲劇も描いてる、この辺の創作は
相当あるだろうが彼の存在は特にWWII時はヒトラーに注目が集まり
歴史上から消えてるから多少なりとも事実に沿ってるだろうから参考になった。
(復権の動きと夫人の希望は有ったかもしれないがイギリスからの
勧誘は??)
ディートリッヒ警部補/ゲシュタポはカイゼルの言動を知りたい。

ヴィルヘルム皇帝が実際にはあんな好々爺ではなく性格的に
クソジジイ(ある国の議員連中を指す言葉では有りません)
と評した方が正しいくらいに短気であったり難がありそうな
人物だったそうだが(公的歴史的評価は娯楽作品だから不要)
殆ど描かれず晩餐時に大尉が境遇を語った際に激昂しただけ。
開戦時の責任はそこまでないもちろんある

SOEのスパイ
オランダでのレジスタンスを一部描きメンバーを捜査する
ゲシュタポも描いてる、モールス信号の発信源を
電波探知機みたいなので探すのだが今みたいに精度が高くないので
発信の有無は分かるが詳細な位置までは簡単に分からないようだ。
牧師がメンバーで接触したし拷問が耐え切れず口を割る
ラスト近くで彼女も逮捕が目前となり自殺を試みるシーンがある
ゲシュタポの拷問を耐え切れる人は滅多におらず秘密を漏らすのは
確実だから逮捕前に自殺を推奨され青酸カリを渡していた。

俺に国を裏切れというのか?使命を果たして
私もそうする


BRYOND GOOD AND EVIL /BY NIETZSCHEを
彼女が読んでいるということはある程度の教養いや当時としては
高い教養と教育を受けた事を示してる、国防軍大尉も恐らくだが
貴族の家系?当時英仏独などは士官=貴族
(SS親衛隊は別、寧ろヒトラーが貴族を嫌い高卒でも出世可能で
高官なのにIQが低い奴もいた流石に研究職だとかそれなりの
地位では相応の学歴も持っていた)

ヒムラーがユダヤ人虐殺をしてる事を眉1つ動かさず
話してるとか陰謀論の自説を垂れ流してる
今の日本と変わらない弱者批判や差別的価値観がヒムラーによって
語られる、虐殺はヒトラーばかりが強調されるがその実行最高責任者は
他でもないヒムラーであることを大多数は言及しない。
晩餐でヒムラーが席を立つ時に地位の逆転が起こったことが描かれてる
大尉がユダヤ人虐殺を批判していたとかそういったことは描いてる。
”国防軍”もSSに比べるとマシ程度の悪だったが
国防軍のたった1人の大尉ではあるが良心をもった軍人。

ミーカの任務は暗殺と誤解されるような流れだが実際は
イギリスへの亡命の提案、ヴィルヘルムは拒む一晩で2人から
復位を提案されたと晩年のカイザーは喜ぶ
脱出はブラント大尉の協力で成功(ハッピーエンド)

ただSOEが派遣したスパイや欧州のレジスタンスで
1番死亡率が高かったのが他でもないオランダだった事は触れておく
、地理的要因が理由で森林山岳地帯が無く平地ばかりのオランダは
身を隠す場所が少なく発覚後の逃走は難しく追手との戦闘となれば
軍隊VSスパイの結果は明らかで確か70~80%のSOEスパイは死亡してる。

ナチスドイツを批判する描写があるので日本ならネトウヨに該当する
ネオナチが騒いだのだろうか?反独売国奴非国民とか
炙りだせとかおっかない言論を展開する”自称”新聞があったかも知れない。
(一般的には機関紙として知ら時々経典とも指摘されてる)


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