あらすじ・解説
ポルトガル北部にある港湾都市・ポルト。家族に見放されてしまった26歳のアメリカ人ジェイク(アントン・イェルチン)と、恋人と一緒にこの地にやってきた32歳のフランス人留学生マティ(リュシー・リュカ)は、考古学調査の現場でお互いの存在を意識する。カフェでマティを見つけたジェイクは彼女に声を掛け、その後一夜を共にする。
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作品レビュー(11件)
- gir********
5.0点
何といってもポルトという街の情緒が良い。 バイオリンとピアノの使い方も効果的。 ちょっとくせのある男と女。 女が年上なのがよくわかる。 リュシ・リュカという女優は知らないが、素晴らしく魅力的だ。 学生が布団を敷いたままみたいなベッドシーンもリアルで緊張感がある。情事のあとの疲労感のもよい。 二人の内面は抑制的な描写でよく見えない。あまり説明しなくて正解だろう。想像はかきたてられる。 映画ならではの表現だと思う。 ジャームッシュがドライだとするとこちらはウェットな感じ。 「パターソン」と比べてみると面白い。
- じぇろにも
3.0点
ネタバレベッドで会話する二人
このレビューにはネタバレが含まれています。 - fg9********
2.0点
…ジム・ジャームッシュ監督が製作総指揮とあったので観始めたら、2016年に27歳という若さで急逝したアントン・イェルチンが出演していたので懐かしかったな。 …あらすじは、横着をして、解説の次のとおりだけでいいいだろう。 『ポルトガル北部にある港湾都市・ポルト。 家族に見放されてしまった26歳のアメリカ人ジェイク(アントン・イェルチン)と、恋人と一緒にこの地にやってきた32歳のフランス人留学生マティ(リュシー・リュカ)は、考古学調査の現場でお互いの存在を意識する。 カフェでマティを見つけたジェイクは彼女に声を掛け、その後一夜を共にする。』 1.ジェイクの視点2.マティの視点3.2人の視点で構成され、画面もそれによってサイズが変わるというよくある手法だ。 物語の内容は、取り立てて書くようなものはなく、一組の男女が出会って情交を愉しみ、そして別れるというそれだけの話だ。 70分という短尺なので、見飽きる前に終わってしまうが、運命的な出会いと激しい恋情が濃厚なベッドシーンとともに綴られる。 ベッドシーンは嫌いではないが、チョッピリ長過ぎるので幾分げんなりとしてしまったな~。 そんなことより、アントン・イェルチンの26歳の若さであの頭髪はないだろう……若禿げの兆候は随分前からあったものの……。 それと、定職に就いていないジェイクの内面もあまり気持ちのイイものではなかったな。 エンディングの「To Anton」というクレジットが切ないだけの観て損はない程度の2.4点といったところかな。 (メモ 総レビュー数:3153件、2018年度338作品目)
- low********
2.0点
アントン・イェルチンは事故で死んでしまった。それを知らずにこの作品を観た。 二人は言葉がなくても心は全てが通じている。考え方も全く同じ。 それは一夜だからじゃないのか。もっと長く接していれば、考え方が違うって思うはず。その証拠にマティはジェイクのことを避けて、「もう会いたくない」と言っていた。ジェイクがちょっとストーカーにも思えた。 一夜がロマンチックに描かれているけど、どうかなー。一夜限りで気が合ったからって、それを美化しているようにも思えた。
- Tcode
3.0点
カメラワーク、色使い、BGMなどが美しく、大人の雰囲気の作品でした。 2人の関係については日本人にはよく分からない感情、感覚なのかも知れない。 映画慣れした人でないと良さが分かりにくい作品なのだと思います。 映画はよく観ている方ですが、自分にとっても分かりにくかったです。
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