あらすじ・解説
会社員として働く43歳の晴美(西山諒)とその夫(西山由希宏)の一人娘みちよ(岩井七世)が、娘婿の孝司(荒川泰次郎)に殺害された。孝司に死刑判決が下され、当然の報いだと思った晴美だったが、やがて孝司の死刑を止めようと考え始め……。
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作品レビュー(6件)
- svn********
4.0点
母親は直感で娘にも非があることを気付き携帯を隠す。加害者も早くから改心して妻の非を隠す。実に上手い脚本だと思う。 赦すこととは何かを様々な立場から問題提起した作品と思う。 地味だけど味があるえいがだと思う。 ネタバレなしで評論するのは難しいな。この評論で既にネタバレになっていることを赦して(笑) 加害者の母親の最後の言葉がこの映画の全てを現している実に上手い構成だと思う。 一見の価値がある。
- WXYは知ってても、それだけじゃ
3.0点
事件で娘を亡くした両親の葛藤、父は宗教に頼り安易に許容した気になったが、寂しさからか感情的に憎悪が蘇って許容したことは覆す。自分の寂しさが伝わらないと他人に暴力を振るう性格の弱さが垣間見える。 母親の方は、父親(夫)とは逆に最初は絶対に許容しないと思っていたが、夫との暴力、離婚が心情的な契機となり、この夫と犯人である婿との類似性を感じ事件の動機を知りたい思い始める、そして収監された婿の元に通う。 娘の性格をより良く知る母親だからこそ、夫が自分を傷つけた様に、娘の浮気も婿を傷つけたのが大きな動機なのかと疑う。娘の性格、浮気相手の姿、少ししか描写しないので話を謎めかす。 終盤、娘の行状を知って婿への同情が湧くのだが、夫と弟がおかしくなって登場し、おまけに心療科の医師が登場し肝心の話の方向性と結末がぼやけてしまう。 結局、刑は執行されてしまう。おまけに婿の母親から恨みを言われるが、なんかすっきりとはしない結末。
- gla********
4.0点
久々のレビュー。(恥ずかしながら、映画を観てレビューを書く生活の余裕が必要やと思う、、) 観てから1ヶ月ほど経ってしまったけど、おいそれとは書けないほど、内容の濃い、重く、深いテーマだったと思う。 カメラが演者に接近することで、見る側の感情を揺さぶり、それぞれの登場人物の気持ちがダイレクトに伝わるよう。 直後に、西山諒さんが図らずとも登場し、初めての舞台挨拶というものを経験。(知らなかったけど、綺麗やしやっぱりオーラある) テーマがテーマだけに、大ヒットというわけにはいかなさそうだけど、単館でも息長く上映されればいいと思う。
- dst********
2.0点
このご時世に、重要な証拠である携帯が6年間も7年間も見つからない、なんてことがあるの?ましてや電話代払い続けていたわけでしょ。必ず足はつくでしょ。設定に無理があるなぁ。立場の違う人が変貌していくのはよく描かれていたけど。
- da5********
2.0点
このレビューにはネタバレが含まれています。
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