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ゲット・アウト (2017)

GET OUT

監督
ジョーダン・ピール
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3.72 / 評価:2,318件

米国人は、黒人差別映画をどう見ているのか

  • yutaku さん
  • 2019年3月12日 17時09分
  • 閲覧数 1186
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

 黒人差別ホラーと呼べばいいのだろうか。単なる差別ではなく、黒人奴隷をほしがる白人たちの狂気を描くホラー映画だった。
観ていて感じたのは、アメリカではここまで差別的なテーマでも許されるのだなぁ、ということ。
 アメリカ映画には黒人差別をテーマにしたものが多いが、たいていは過去を舞台にして描いている。「グリーンブック」にしても「大統領の執事の涙」にしても「それでも夜は明ける」にしても、黒人差別が歴然と存在した過去の時代を描いているが、この作品の舞台は現代である。現代を舞台にした人種差別、しかも奴隷化する物語というのは、日本人の目からすると、嫌悪感を覚えずにはいられなかった。
 一体、アメリカ人はどういう感覚で観ているのだろう? 
 黒人差別を扱った作品にはヒット作も多いように感じる。この作品も、うたい文句に「全米初登場No.1ヒット」とあるし、2018アカデミー賞では作品賞にノミネートされ、脚本賞を受賞している。明らかに、社会に受け入れられている。
 アメリカ社会は、表立って人種差別はしないが、人種差別が存在することも隠さないように思う。表立って差別をしないことが極まって、オバマ大統領が誕生した。同様に、差別が存在することを隠さないことも極まりつつあり、この「ゲット・アウト」のような作品が認められているのだろうか。
 社会的に麻痺しているような気がした。

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