森田 拓実
4.0点
ネタバレ映画日記
ジョーダン・ピール監督自身アフリカ系アメリカ人ということもあり、人種差別問題には特別な感情を持っているのだと思います。 本作で登場する白人たちはどこか黒人への憧れのようなものがあるように感じられ、逆に映画を通して白人に対する差別的な描写をしているようにも受け取れて面白いと言っては失礼だけど、大変良く出来ている脚本だなと思いました。 日本では人種差別への意識が希薄なようにも思えますが、こちらのサイトを見ていても日本人は中国企業が配給したり中国人が出演する映画に必要以上に叩こうとする傾向があり差別的発言が目立つような気がしています。 一人ひとりが相手の立場になって人種や性別などをちょっとでも意識して接することが出来たなら、少しは今よりもマシな世の中になると思うんですけどね。
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