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グレイテスト・ショーマン (2017)

THE GREATEST SHOWMAN

監督
マイケル・グレイシー
  • みたいムービー 2,510
  • みたログ 1.9万

4.28 / 評価:16207件

実話、で星一つ減

  • iBoat_studio さん
  • 2021年1月26日 3時40分
  • 役立ち度 4
    • 総合評価
    • ★★★★★

最後のワンカットで、PTバーナムという人が実在の人物だと知って、一気に物語の世界からさめてしまった。
それまでは、生涯ベスト級の映画か、と思うくらいだったのだが。

本作は2017年作。ちょうどこの時期、『アス』『パラサイト 半地下の家族』『ジョーカー』など、社会に虐げられた者が表に姿を現わす物語が続々と登場したのだが、本作もまさにその系統のものとして観ることができる。

そして、障害者や社会不適合者、強い劣等感を持つ者が集まり、エンターテインメントを成功させると、「虐げられた者の昇華」がテーマの作品が大好物の僕は当然胸が熱くなるわけだが。。。
その中心にいる完璧なハンサムガイ、ヒュージャックマン扮する興行主の男が、やや偽善的に見えてくる。
「いやいや、この映画ではそういう意地悪な目は控えよう」となどと思っていると、物語の後半は、見事にソコに切り込んでくる。雇用する者とされる者、上流と下流、マトモな人とフリークとの間に入る亀裂が描かれていくのだ。

今まで観たミュージカル映画の中では、最高レベルの作品だと感じた。
しかし、この話が実話だと知って、微妙な感じになってしまった。

昔に限らず今現在においても、興行主、という仕事は、多かれ少なかれ人を人とも思わぬ一面を持っていなければやっていられない職業なのであり、それが美化されることは、純粋な物語の世界のみでこそ許されるものだと思うのだ。

19世紀アメリカの見世物小屋の興行主が、現代的な人権意識やダイバーシティやらなんやらの理念など持ち合わせているわけがなく、これを「実話に基づく〜」ととらえるのにはどうしても抵抗がある。
その辺は観る側の受け止め方次第でどうにでもなることかもしれないが。
PTバーナムという人物をモデルの一つにした、としながら、名前も別でやったらだいぶ印象が違ったかもしれない。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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