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血を吸う粘土 (2017)

VAMPIRE CLAY

監督
梅沢壮一
  • みたいムービー 2
  • みたログ 47

2.50 / 評価:32件

続編公開前に、持ち上げておきます。

  • hamusutar1970 さん
  • 2019年7月25日 3時11分
  • 閲覧数 637
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

え?なんで誰もレビュー書いてないの?
近年の国内のホラーでは良作だと思うんだけどね。

「邪願霊」辺りからスタートした、いわゆるJホラーも大量生産で頭打ち。
佳作、良作も結構あったが、「リング」「呪怨」を超えられず、少なからず影響を受けたかなと思われる海外作品の方が、今や勢いが良い。
で、この作品。
Jホラー以前の、80年代のホラーの感覚に良い意味で戻った感じ。
猫も杓子も、ホラーならメーキャップでビックリさせてやろうと、アーティストが腕を競い合っていた時代。
粘土が手に噛み付くところなど、ローテク&チープで、正直安いな!と観ていたら、油断したところにエグイ描写がきたりと、なかなか侮れない。
地方の専門学校における東京へのコンプレックスが、閉塞感のある空気をかもし出して、私の好きな70年代ホラーの匂いもする。
大活躍の粘土人形「カカメ」は、デビルマンのジンメンの要素があり、
顔が怖いだけのアナベル人形の方が、まだ一緒に暮らせる。
モンスター・ムービーとして観ても面白い。

救いの無い結末も、しっかりホラー映画になっており、続編作れるじゃんと思ってたら、この秋に公開だそうな(俺は関係者じゃないよ)。期待してます。
ラスト、東京の夜景のシーンは流石に取ってつけたような印象だったが、予算があれば、もっとスケールの大きなものを作れますよという監督のアピールのようにも思えて良しとします。

役者はミスiD(ってなんだ?)受賞者とのことで女性陣はそれぞれ魅力的。彼女らの素人演技をカバーして、しっかりと画面を引き締めている黒沢あすかの功績も大きい。

出だしの音楽なんかは「フェノミナ」っぽく、「鉄男」「ブロブ」黒沢清監督作品の終末感といった過去の名作へのオマージュとして観ても楽しめると思う。
ホラー好きなら一見の価値有り。一般向けではありません。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 不気味
  • 恐怖
  • 絶望的
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