作品レビュー(5件)
- has********
5.0点
このレビューにはネタバレが含まれています。 - nn1********
4.0点
ノーベル文学賞詩人であり政治家でもあった民衆のカリスマ、パブロ・ネルーダ(ルイス・ニェッコ)が、こんなに好色で享楽的な人とは知らなんだ。 描かれるのは、1948年に共産主義者として政府に追われるネルーダの逃亡生活と、彼を執拗に追う警官(ガエル・ガルシア・ベルナル)の姿。 ナレーションとして被さる警官の独白は想像の産物で、虚実が入り混じった文学色の濃い伝記映画である。 評価が高いこの監督の既作品はいずれも未見、自然光で撮られた映像も含めて彼の力量や映画的野心は確かに感じ取れた。 主役ニエッコは芸人らしいが、顔もいいし雰囲気もあり適役。 なのに肝心のネルーダ像がはっきり見えてこないのは、当方の単なる知識不足のため? 南米では、文学者が作家先生と持ち上げられ政治の道を辿ることが多い。 日本の常識だと、必ず失望させられる結末が待っている。
- dtm********
4.0点
ネタバレ映画的マジック・リアリズム
このレビューにはネタバレが含まれています。 - rom********
2.0点
舞台は1948年のチリ。 大統領は国民的詩人で共産党員のパブロ・ネルーダを弾劾、警察官のペルショノーに逮捕を命じる。 ネルーダは逃亡生活に刺激を受けながら、詩集「大いなる歌」を完成させようとする。 ネルーダとペルショノーの追跡劇なのですが、これが退屈で・・・キツかったです。 何を面白がれば良いのかが分からず、企画書上の見どころって何だったんだろう?と。 ネルーダのことを知っていたらまた違うのかもしれませんが、その人を知らなければ楽しめないのだとすれば、そもそも映画として成立していないなと。 監督はパブロ・ララインで、私はこの監督の「NO」と「ジャッキー」を観ていました。 ペルショノー役のガエル・ガルシア・ベルナルは、「NO」に続き、この監督2作目ですね。
- was********
3.0点
チリの詩人で共産党議員だったネルーダの逃亡を描いた作品 追いかける警察官と逃げる(??)ネルーダのゲームのような展開が面白いです。 逃亡者なのに街に出て飲み歩くなど自由奔放にふるまうところが痛快です。 公開初日にはチリワインが試飲できるそうです。 #ネルーダ