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ネルーダ 大いなる愛の逃亡者
2017年11月11日公開

ネルーダ 大いなる愛の逃亡者

NERUDA

PG121082017年11月11日公開

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5.0

ネタバレ詩のサスペンス 、どっちが主役か?

☆981 原題< NERUDA > 邦題「 ネルーダ 」2016チリ アルゼンチン スペイン フランス STAR CAHNEL パブロネルーダ/ルイス・二ェッコ 刑事 オスカル・ペルショノー/ガエルガルシアベルナル デリア ネルーダの妻 アルバロハラ ネルーダの護衛 ややコメディー的 <文学サスペンス>としてるけど サスペンス要素はあまりない ネルーダと刑事のどちらが主役か・・・・ タイトルその他はネルーダなのだが 面白いのがナレーション的に話すのは刑事 (ネルーダの会話に勝手に突っ込み本人には 聞こえようがないのは面白い) 海外では俳優の知名度も貴公子が格段に上だと思う。 恐らくネルーダの自伝だろうから彼らの 台詞やナレーションを抜き出すのが不可能なくらい 美しい(ただし映像に関してはハリウッドと比較 するだけ酷) 1948年チリでアメリカに推された政党が 共産党を粛清していくなかでの逃亡劇 (台詞でファシズムとあったが警察や軍に アドバイスした者の一部にナチの”落ち武者”達がいた せいぜい左官将校だがノウハウだけはある) 当時のチリの共産党への弾圧など一部を描いてる (政権の内部闘争も) 最終的には逃げ失せてパリに渡りピカソと 何かしていたようだ、妻とは離婚し 刑事は逆に政権嫌いの地主ドミンゲスの手下に殺される。 (ドミンゲスが税金に反対していた) ネルーダが女性にはモテた この描写が大爆笑サスペンスとは思えない 追いかける刑事が私生児で自分の境遇から ネルーダを憎んだみたい (金持ちで女性には不自由しないし 貴族出身の美人妻を持つ) 自身の父は警察の創始者で母親は 売春婦。 見つかりたくはないが近くに感じたい 大衆の支持があったからこそ 逃げ失せる事が可能だった <4つの壁と屋根に囲まれて> 屋内を表現するのにこう書くレベル 初婚の妻マリア・ハゲナーにネガティブイメージの ラジオ放送をさせようとするが 寧ろ大絶賛し擁護して大失敗。 <共産主義者の裏切り者>といわせようとした メディアが腐ってる事も描いてる。 逃亡劇のネタが笑える 売春宿で女装して刑事の目を欺いたり (密告者がいた事も分かるが大多数が 支持者ということになる) 外に出るなと言われても出て 警察に追いかけられる。 彼が自意識過剰で批判を受け入れない 部分は関心しない (女好きだとかはどうでもいい) 「今宵私は世にも悲しい詩が書ける 彼女は私のものじゃない 失った事を 思い知り果てしない夜に聞き入る 彼女なしでは更に果てしない 魂の上に詩が降る」 ガレルガルシアが「NO」という映画で ピノチェトを追い落とした陣営側の CMプロデューサーとして出演していた 作品があったが、その中でも優秀な 芸術家はどちらかというと反権力側に属し 権力と管理監視を拒絶した事を描いていた。 (日本で権力と密着する芸能人が優れてるか 否かを見ればそれが正しいか間違えてるか分かる) チリの貧困層 そして貧困層の苦しみ バルパライソ 一部描かれてる共産主義者と <認定>された人々の末路は容易に想像つく。 刑事とネルーダが僅差で 逃げ隠れできてるのは流石に 脚色だろう。 民衆の心を掴む・・・・ 夫婦ケンカをしてしまう (妻も芸術家だったので2人が 共鳴していい作品が出来たと思うが) 妻はもとの家に戻り そこへ刑事が尋問に来て 南に逃亡したと彼の伝言を伝える デリアを逮捕拘束はしない。 作品中ではネルーダが主役だと 言い張り刑事は俺だと・・・・・ この辺は面白い、刑事を観察していたのは 実はネルーダだったし気付いていた (そして1度目は描写しないが いたるところで彼を尾行していた もちろん実際は不明だが) パリに逃亡(亡命) 刑事は森に埋葬される (ただし墓標はない) 劇中劇 エンディングのライトオフがいい 台詞ナレーションが詩人が書いただけあって 詩的で美しくその一つ一つの旋律内容が 良い 多すぎて抜き出せないくらい。 「罰を与えよ」「罰を与えよ」

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