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犬猿
2018年2月10日公開

犬猿

1032018年2月10日公開

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4.0

危機を境に一時的和解からの愛憎劇という〆

子供の頃はともかく大人になってから折り合いの悪い兄弟と姉妹の並行ホームドラマ。 展開は新鮮味があるとは感じらず在り来たりにしか見えない極めて平凡なドラマ。なれど集中視聴を持続させるだけの何かが在る。それが何なのか分からないのが歯がゆいところ。 何れにしろアットホームならぬネガティブ基調。兄弟も姉妹もそれぞれ慕う面もあれば憎む面もあり、嫌悪いがみ合いが徐々に高まりついに一線を越えた大人の大喧嘩へと発展。 ここでこちらもそう来たかと身構える。 そして、その一線越えの大喧嘩の後、双方共に〝刃傷沙汰”へ発展してしまう・・・ で、その後の収束が兄弟・姉妹とも仲良かった子供の頃の回想シーンとなり、これまた有りがちなハッピーエンドとなるんだなとこちらも予想をつける。 ところが、そうは問屋が卸さないと〝犬猿”のタイトル通りのエンディングへとなだれ込む。。。END 最後の最期においてとうとう吹きだしてしまったが、なるほどね、この締め方大いに気に入った!!笑 後半から平凡風なのに見入られる要因を探し出そうとより画面に集中したが、手持ちカメラ多用のズームなどカメラワークの適切さ、出しゃばらない音楽、そして違和感を感じさせないようよく気配りされた演出ということなのだろうと。まぁ素人考えに過ぎないが。 俳優陣は最初はニッチェの女子が今一つ馴染めず違和感ありありだったが、エンド場面に到ってようやく受容出来た感じ。彼女で良かったと思える。 兄弟の二人は危なげない演技。妹役も破綻なく無難に演じきった印象。 ずっと本作も漫画原作とか思っていたが、視聴後に調べたらオリジナル脚本とのこと。であればあの展開のさせ方には平凡とは言えない非凡さの片りんが確かに感じられた。 スカッとする映画とは言えないがちょっとニヤリとさせられるユニークな佳品でした。 総評3.6

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