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ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル (2017)

JUMANJI: WELCOME TO THE JUNGLE

監督
ジェイク・カスダン
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3.81 / 評価:1,971件

解説

ロビン・ウィリアムズらが出演した『ジュマンジ』に続く物語が展開するアドベンチャー。学校の地下室で見つけた奇妙なビデオゲームの世界に入り込んでしまった高校生たちの運命を描く。監督はドラマシリーズ「New Girl ~ダサかわ女子と三銃士」などに携わってきたジェイク・カスダン。『カリフォルニア・ダウン』などのドウェイン・ジョンソン、『スクール・オブ・ロック』などのジャック・ブラックらが顔をそろえる。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ

高校の地下室で居残りを命じられた4人の少年少女は、そこでジュマンジという古いビデオゲームを見つける。プレイしようとキャラクターをチョイスした瞬間、彼らは選んだ人物に変身し、ゲーム内の世界であるジャングルへと移動してしまう。現実とは全く違うキャラクターになった彼らは、カバ、ジャガー、ゾウ、サイの群れなど、次から次へ野生動物と遭遇。危険にさらされながら、何とかゲームをクリアして現実世界に戻ろうとするが……。

シネマトゥデイ (外部リンク)

映画レポート

「ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル」別人格への変身を加えて正編を拡張する「ジュマンジ」20年越しの続編!

 オンラインゲームで無敗の格闘キャラを操るのが小学生だったり、ネットで愛想をふりまく美少女キャラの正体がオッサンだったりと、アバターとユーザーとのギャップに面食らった経験は誰もが大小持っていることだろう。しかしまさか、そんな要素がひと昔前のアドベンチャー・ファンタジー映画と結びつくことで、現代に適合する快作が生まれるとは思わなかった。

 1996年の映画「ジュマンジ」は、プレイ展開が現実となるボードゲームによって、ジャングルへと引き込まれる姉弟の冒険を描いたものだ。今回の「ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル」は、この魔法のゲーム盤がコンピュータRPGに進化を遂げ、4人の高校生を翻弄する20年越しの続編である。しかも4人は、貧相なオタク男子が筋骨隆々の冒険家(ドウェイン・ジョンソン)に、イマドキの女子高生が髭デブの中年学者(ジャック・ブラック)にといった、自身とは全く別人格のアバターに姿を変えられてしまう。そして96年版がプレイヤーを過酷な大密林へと誘い込んだように、彼らもまたリアルなジャングルで、神秘の石を悪党の手から守るために戦うことになる。

 ゲームとはいえ、3つの予備生命を使い果たすと、高校生たちは本当に消滅してしまう。そんなシビアを極めたジュマンジで、彼らは冗談みたいなアバターを駆使せねばならないのだ。そうした状況が生み出すギャップの妙味こそが、映画の面白さを倍加させていく。そして4人は別人格と向き合うことで、壁を感じていた現実での人間関係や、克服すべき諸問題に対し、乗り越える示唆を与えられていくのだ。

 また96年版を知る者は、ロビン・ウィリアムズの演じたチャイルディッシュな主人公が強く心に残っているだろう。時間感覚のないゲームの中に取り込まれた彼は、実世界では何十年と行方不明のままで、全財産をつぎ込み自分を捜していた父の愛情を知る。そんな親子の絆を彷彿とさせる属性のキャラが今回も絡み、観る者をホロリとさせる。とにかくアバターという新設定と「ジュマンジ」の遺産をとことんまで活かしきった、完成度の高い続編というほかない。今回も太鼓の音にはご注意を。

 監督のジェイク・カスダンは「スター・ウォーズ フォースの覚醒」(15)の脚本を担当したローレンス・カスダンの息子。本作が「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」(17)を興行トップの座から引きずりおろし、3週連続1位に君臨したところ、こっちはむしろ時代の変化と世代交代を強く覚える。(尾崎一男)

映画.com(外部リンク)

2018年3月22日 更新

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