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ダウンサイズ (2017)

DOWNSIZING

監督
アレクサンダー・ペイン
  • みたいムービー 189
  • みたログ 878

2.73 / 評価:668件

突っ込みどころは満載だけど

  • ali******** さん
  • 2020年3月17日 3時08分
  • 閲覧数 1176
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

多分、PG12なのはパーティでのドラッグと一瞬映るバスト、アジア系女のファック発言によるものと思われグロ要素は無い。


ただのコメディと気を抜いてたら…


何かに妥協しながら生きてる作業療法士ポールが主人公。


ちなみに作業療法士とは、いわゆるリハビリ技士と呼ばれる理学療法士とは少し違い
ざっくり言うとその人の困り事に合わせた日常生活動作の応用を提案・リハビリする専門家。例えば何らかの理由で足先に手を伸ばせない人が1人で靴下を履けるように(自立)、可動域などを考慮しながら時には道具を手作りしたり既存のアイテムの応用を提案しリハビリしたりなど。






本作では人類のダウンサイジングの意義を地球自然保護としている。

ヒトを数千分の一に縮小すれば、衣食住に消耗するあらゆる資源も縮小する。それに伴い排出する汚染物も縮小する。
食物、大気、鉱物etc



施行前の前処置が面白かった

人工関節ダメならステントもダメだし大きいままの世界非課税者率高くなりそうとか、
ミニ人その金属どうしよんねん貨幣価値もミニ人に合わせて元凡人がリッチとして生きてけるとか言いつつ工場で労働者おるんか?とか、
ミニでもリッチでも結局人間だから医療福祉は必須で、働きたくない人がミニ化してるんだから元の世界より労働環境悪化でただの拷問ちゃうんかとか
それならユートピアどころかさらに激しく二極化した地獄やんとか
税金どうしてんの、物資は元世界頼りなら資源保護どころか新しいビジネス創出してるだけやん、ミニ化した人を大きい人が殺すの簡単そうだけどその辺の法整備とかミニ世界の法とか政治とか

乳製品がミニ人に及ぼす影響に言及するなら医薬品の分子構造どーしたのかにも言及して欲しかったし、
やっぱりスラムはあるんだけどそれもミニ化した事によって違法移民が増えたり、処刑や殺人のような「消す」方法として使われてた結果であったり
でもあれだけ前処置と設備と金がかかる事を違法と思われる人消しに使えるかいなと思ってみたり、
あれこれたーっくさん突っ込みどころはありつつ
突っ込みどころを探すのも面白かった。



1つ解決!と同時に別な問題が出てくる

消費も排出も元世界から見るとかなり縮小しており、
だからミニ人はリッチに、余裕を持ち人間らしく友愛を重んじかつ地球に優しく暮らせると安易な道筋だけど
実際は責任や人の役に立つ事がないと満たされず腐り始める

心機一転、頑張らないためにコールセンターに勤め腐り始めてたポールだからこそ
脚を引きずり歩く女に目を奪われ話を中断させてまで駆け寄る
ポールが作業療法士である設定が活きてくる
女に無礼ともとれる態度で接せられてもポールは脚と義足の不具合に夢中になる


忙しく、金に追われて無力感に苛まれていたはずの作業療法士としての自分
そこに返り活き活きとしてしまう



メリもハリもオチもないけど、
結局すべての問題を打開する救済策に思われたものでも人が人でありコミュニティの中で生きる以上、
どこで別の暮らしをしても行き着く先は同じなんだな
という事を人類を超ミニ化するという半ギレでゴリ押ししたような設定でホラな!と教えてくれた作品

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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