あらすじ・解説
1787年、オペラ「フィガロの結婚」が評価されたモーツァルト(アナイリン・バーナード)は、プラハの名士から招待を受け、同地で「フィガロの結婚」のリハーサルと新作オペラの作曲に励む。彼は、若手オペラ歌手のスザンナ(モーフィッド・クラーク)の美貌に魅了され、彼女もモーツァルトの才能に惹(ひ)かれ二人は急接近する。一方、女好きなサロカ男爵(ジェームズ・ピュアフォイ)もスザンナを狙っており……。
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作品レビュー(13件)
- joz********
3.0点
アメリカ製の目がチカチカする映画ばかり見ていると、たまにはこういう映画も良いものです。 モーツァルトがプラハで新人歌手と不倫するという、完全なるフィクションです。(原題:Interlude in Prague プラハの間奏曲) この映画で何を訴えたかったのか、どんな観客を想定しているのか、サッパリ分かりませんが、真面目に時代考証したことは伝わってきます。 イギリスとチェコの共同製作ですから、プラハの雰囲気はよく味わえます。 モーツァルトを演じるのは難しい。 横顔がちょっと似てるかな? この映画では結構モテる女ったらしとして描かれています。 だからといって、クラシックファンからイメージが壊れると怒りを買うことはないでしょう。 ぼくの勝手な解釈ですが、彼は面白いヤツだったのじゃないかなぁ。 【アマデウス】ほど軽い男ではなかっただろうけど。 当時の雰囲気以外に楽しめるのは「音楽」そのものです。 天才だよなぁ~~~。 エンドロールで流れる有名なLaudate Dominum(K339)を聴くだけで、彼の才能は神から授けられたとしか思えません。 これほど完璧な階調はないですよね。 まるで天国から響いてくるようです。
- fg9********
3.0点
…あらすじは、横着をして、解説の次のとおりだけでイイだろう。 『1787年、オペラ「フィガロの結婚」が評価されたモーツァルト(アナイリン・バーナード)は、プラハの名士から招待を受け、同地で「フィガロの結婚」のリハーサルと新作オペラの作曲に励む。 彼は、若手オペラ歌手のスザンナ(モーフィッド・クラーク)の美貌に魅了され、彼女もモーツァルトの才能に惹かれ二人は急接近する。 一方、女好きなサロカ男爵(ジェームズ・ピュアフォイ)もスザンナを狙っており……。』 モーツァルトのオペラの名作「ドン・ジョヴァンニ」誕生の裏話といったところだ。 内容的には昼ドラの延長線のようなものだ。 しかも、モーツァルトは妻子持ちだし、妻子の立場はどうなのよ? ってな感想ぐらいしか書くことはないが、モーツァルト(アナイリン・バーナード)とスザンナ(モーフィッド・クラーク)の美貌は見飽きることがなかったので、一見の価値はあり程度の3.2点といったところかな。 (メモ 総レビュー数:3243件、2019年度73作品目)
- 柚子
3.0点
もしかしたら、モーツァルトの『ドン・ジョバンニ』は、こんな経緯があって、誕生した!? プラハに招かれたモーツァルト… 純情可憐な令嬢スザンナに、一目惚れ また同じようにマカロ男爵(ドン・ジョバンニ?)も… この精神異常なマカロ男爵の手にかかり、スザンナは… ♪フィガロの結婚、の一部 終盤の♪ドン・ジョバンニ、の舞台シーンは魅入る しかしまあ、なんですね 正義のモーツァルトみたいな描かれようですが、妻子の立場はどうなるの? 昔の女性など、皆こんな扱われ方なれど… 哀れだ
- コトリ
3.0点
ドンジョバンニを作曲する時に起こったであろう出来事が見れて満足。 でも、どんなに美しい曲を書いても不倫はアカン。 奥さんと子供がチラチラ映るから余計にモーツァルトが不倫相手に言ってる事が薄く感じました。 曲は良かったけど。 不倫はアカーーーン
- koi********
4.0点
1984年のモーツアルトの死をめぐるミステリー「アマデウス」から33年目のモーツアルト映画ですが、30歳「フィガロの結婚」31歳「ドン・ジョバンニ」の頃の絶頂期がテーマになっていますが、どこまでが史実でどこからが創作なのでしょうか? 伝記映画とうたっていないので、プラハに招かれ「ドン・ジョバンニ」を作曲し初演した事実以外は創作なのでしょうね。回りくどくなくサスペンスフルで、登場人物のキャラ設定が際立っていて、モーツアルト、スザンヌ、サロカの三人のキャスティングが決まっていてとても良く仕上がっていました。もちろん音楽も最高品質で楽しめます。 個人的にはスザンヌ役の男好きのする美人モーフィッド・クラークにチェックが入りました。あと、時代だから仕方ないけど男のウィッグはうざいですね。
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