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シェイプ・オブ・ウォーター
2018年3月1日公開

シェイプ・オブ・ウォーター

THE SHAPE OF WATER

R15+1242018年3月1日公開

ryo********

5.0

ネタバレインランドエンパイアなファンタジー。

観たふりして生きてきたシリーズ/副題:ギレルモ・デル・トロ童貞卒業週間、その4デル・トロ目。ひとまずラストギレルモ。 2017年アメリカ 123分 これで決定的に。 もちろん「パシフィック・リム」は面白くて好きだけど、今でも頭の中が怪獣やロボットよりエロとグロ成分多めな僕は(多様性を口にするなら気持ち悪がらないでくれ)、デル・トロが描くインランドエンパイア的なファンタジーが好きなのだと。大好物なのだと。最高やないかこれ? なんらかのハンデや圧力や支配下で、思うように生きることが出来ていないそれぞれユニークな存在を全肯定し(俺たちのことだ)、5人中4人は乗ってるとセールスマンが言うキャデラックに乗るあいつをステレオタイプだと揶揄し(俺たちのことだ)、その前者の代表格である清掃員がどこかの神と愛を交わし、バスの中であなたを思うこの感情の昂りを車窓の雨粒で表現する。このオッサン、キモ!いや、最高か! 水に形はない。人間の生き方は?我流は無形、無形ゆえに誰にも読めぬ!決まった型を持たない雲のジュウザを想起させ(雲も水だ)、「スプラッシュ!」の男女逆転も交えて描かれる自分さえ良ければなエゴファンタジー。世界を救うなんてもはやそれこそリアルなファンタジーだと思ってるので、自分たちの生き方を決めていくストーリーに現実的な幸せの在り方を感じたり。 映画館にぽつねんと佇んでた神はデル・トロ自身?音楽もよかった。ミュージカルシーンも意味のわからない感動を覚え。 あと、やはりあった顔面破壊。なぜデル・トロは執拗にわざわざ顔面を破壊するのか?ストレスかトラウマか、なんらかの理由がありそう。あ、猫好きな方にはキツいシーンも… 月末公開の新作は必ず映画館へ行く。大好きなルーニー・マーラとケイト・ブランシェットの「キャロル」以来の共演、加えて、当代きっての顔芸女優となったトニ・コレット。そして誰が顔面破壊されるのか。楽しみしかない。

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