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銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱 第一章
2019年9月27日公開

銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱 第一章

932019年9月27日公開

fuj********

5.0

新解釈ということをお忘れなく

結構勘違いしている人は多いのだが、現在制作されてる新アニメ版は アニメ版のリメイクではなく、原作の再アニメ化だということをお忘れなく。 そのため、石黒版オリジナルのシーンはこの作品では使えてません。 原作の本編及び外伝を隅から隅まで読んでると、それぞれのシーンが 考え抜かれて作られてることがわかります。 まあ、考えすぎて空回りしてる部分もありますが、 細かい部分、例えばアーサーリンチのシーンとか、描画がすごいです。 今回はアムリッツア星域会戦からスタートしますが、 ヤンが黒色槍騎兵艦隊をどのようにして削り取るかが描かれております。 コミカライズ版の長距離砲と短距離砲の切り替えタイミングをうまく使った 手法も良かったですが、今回のはビジュアル的に分かり易く作られてます。 また、アッテンボローの初登場も原作通りになっておりますし、 さらに新作オリジナルのシーンもありで、ド派手な戦闘となっております。 残り3話分は、皇帝の死、謀略を伴った捕虜交換と、リップシュタット戦役 および救国軍事会議クーデター前夜で、それぞれの伏線が仕込まれていく展開で ヒルデガルド・マリーンドルフとラインハルトの出会いのシーンも見逃せません 意外だったのは、ブラウンシュバイク公の娘エリザベートと、リッテンハイム候の娘サビーネが親同士がライバル関係だから仲が悪いと思ってたら 案外仲がよさそうだった事と、年相応なかわいいキャラクターとして 描かれてることです。ちゃんと台詞あるし。 ミュッケンベルガーも面白い描かれ方してますし、意味深な台詞は そのあとの展開で使われるんでしょうな。 石黒版の場合、徳間の製作ですから、 シャルブッテンレコードの音源の多くを使えたという利点を持っておりましたが むしろ音楽に合わせて絵が動いている感がありました。 今回はむしろ雰囲気を壊さないよう控えめで、かつ盛り上がるような楽曲が つくられておりますので、バランスが良いぐらいに感じます。 トータルとしては良い出来だと思いますので、要は雰囲気に入り込めるかだと 思いますね。フィルター外してまっさらな状態で観てみることをお勧めします。

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